春雨の さはへふるごと音もなく ~ comm. arch./ Hardly Spun Cotton P.O.

お陰様で週末のイベントも無事終了し、きょうからまた日常が再開されます。

さてこのところの入荷ラッシュに伴い、店頭は次第に春仕様へとその姿を変えて参りました。

暖かなウールの外套はスプリングコートやジャケットへ。
厚手のセーターからハイゲージのもの、そしてコットンニットがその中心へ、着々と代替わりを始めてきています。

そんな中、われも忘れなさるな、と昨シーズンご好評いただいたニット専門ブランドcomm. arch.(コムアーチ)からも春から初夏にかけての爽やかな新作が届きました。

繊維の長さが特長のエジプト綿(細くしなやかな糸ができます)をぎゅっと強く撚った糸で編むことで、しなやかさとカラッとした肌触りを両立しています。

その素材のテクニカルな部分はさて置き一見とてもシンプルなデザインですが、そこはコムアーチ、一筋縄ではいきません。

まず、ガンジーセーターよろしくTシャツのように袖の角度を本体と直角につけ、肩部分を鹿の子編みとリブ編みに切り替えています。

袖からは編みが表裏逆転し

袖口のリブに近づいたところで再び編みが表に戻る、そんなトリッキーな仕様です。

裾は脇にスリットが設けられ、またIZODのポロシャツのように後ろが長く取られています。

これによってスポーティーな印象が生まれました。

素材は風合いが乾いているだけでなく、実際に細かい凹凸のため肌に触れる面積が軽減し、高温多湿の日にべたべたと鬱陶しく肌にまとわりつくことを抑えています。

それでいて比較的厚さはしっかりしていますので、今の時期から初夏にかけて装いを変えながら長くご着用いただけます。

落ち着いた雨雲色のワントーンは幅広いアイテムと容易に合わせられ、ついつい出番が増えてしまいそうです。

まだまだ気温の低い日が続きますので、こうした汎用性の高いものから少しずつ春気分を盛り立てていくのが健康的ですね。

オンラインストアはこちらです→ Hardly Spun Cotton P.O.


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