小麦色の斜面 ~ KELE CLOTHING/ sweater BASIC

ここ数日気温がなかなか上がってくれなくて、春気分と乖離が生じて嘆かわしいことです。

とはいえもういい加減重苦しい色の冬物アウターを纏うのも飽きが来ているころ。

そこで頼りになるのがニットなわけですが、今季はすでにいくつかご紹介しているように各ブランド豊作でして、これは逆に気温が上がり切る前にご紹介を済ませねばなりませんね。

さて当店では3シーズン目の取扱いとなるハンガリーのKELE CLOTHING、相変わらず世間的な認知度は少なくともわが国では上がっていないものの、仲町台では着々とファンを増やしてきている実力派です。

毎シーズン独特なテーマ設定を行う同ブランドが今季掲げるのは「収穫の形状と色彩」。
前回、前々回は絵本などの具体的なモティーフから着想していたところ、今回はより観念的、抽象的な主題となっています。

たとえば、抜けるように澄み渡る蒼穹を背にして風にそよぐ、青々と茂った麦畑。
たとえば、収穫前の時期、麦穂で一面黄金色に染まる畑が照り返す陽の光。

そうした「収穫」にまつわる色彩のイメージの数々がこの美しいニットへと昇華されました。

これだけでもじゅうぶん彩を愉しめますが、それぞれの背面を見ればこの通り。

襟と袖、前身頃、後身頃それぞれが異なる色で構成されています。

素材には上質なコットンが使用されており、この様相を実現した発色の美しさ、とろみのある肌触りに思わず笑みがこぼれてしまいそうです。

襟元の編み目にもちょっとしたあしらいが施され、作り手であるIldikó Keleさんの細やかな愛情を感じさせます。

ともに男性用のSとはいえ、それほど小ぶりなサイズ感ではありません。
そこを敢えて女性がゆったり着るのも素敵だと思います。

豊穣そのものを具現化したこれらのニット、是非一度店頭にてご覧ください。

オンラインストアはこちらです→ ベージュ×ゴールド×ミント/ ネイビー×シー×スカイ


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