蛙なく ゐでのわたりの山吹の花 ~ comm. arch./ Hand Framed Linen C.D.

思いの外暖かな週末に少しばかり戸惑いながらも、暦を見ればもうじき啓蟄。
早いものです。

ニットも、厚手のセーターはすっかりその存在感を潜め、薄手のハイゲージや、こうしたウール以外のものに気が向く時候となりました。

今回ご紹介するコムアーチの春の新作は、豊満な魅力を湛えたリネンのカーディガンです。

リネンニットといえば、一般的には薄手で軽やかなもの、涼しさを前面に押し出したものですが、このカーディガンはひと味違います。

用いられている最上級のフレンチリネンは、その繊細さゆえ、機械でスピーディーに編んでしまうと傷がついてしまいかねません。

そのため、東北の手横編み職人によって、ゆっくりじっくり編み立てられます。

結果、ぎゅっと目が詰まり、その清涼感はそのままに肉感豊かな風合いが生まれました。

カーディガン自体も、シンプルなようでいてその素材の魅力を活かすべく細部まで気の配られたデザインが施されています。

面白いのがボタン使いで、黒蝶貝のボタンを通常と表裏逆に用いています。

光沢の少ない面を表に出すことで、ざっくりとしたリネンの素材感と見事な調和が生まれました。

まったく心憎い一枚です。

これから毎年、今の頃合いから初夏にかけて大活躍することは疑いないでしょう。

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