ならば愛を込めて 手紙をしたためよう ~ James Mortimer

開店して5回目のGWに臨み、ふと思うのは当初からのブランドラインナップの変化です。

もちろん最初からこれぞと言うべき品揃えにはしていましたが、それでもさまざまな事情や思いもあり、だんだんと今の形へ変わっていき、気がつけば最初からずっと継続展開している銘柄は数えるほどに。

そのひとつがJames Mortimer。
アイリッシュリネンを筆頭に上質な素材を用いて、シンプルながら独自性の光る仕立てで素敵なシャツを作り続ける、華やかさはなくともたしかな実力の光るファクトリーブランドです。

今季のリネンはライトピンク。

ちょっと季節は過ぎてしまいましたが桜の花弁を思わせる薄紅色が、リネンならではの素材感と融けあって涼しげな透明感を生み出しています。

あまり他に見ない手の込んだ前立て裏の仕様や

その気になればカフリンクスを飾ることができるコンバーチブルカフス、

裾脇のグリーン(アイルランドの国色でもあります)が鮮やかなガセットなど

いつも通りのモルティマー節が唸ります。

なお、今季から今までレギュラーフィットと呼ばれていた細身の型が無くなり、程よいゆとりのあるコンフォートフィットが基本形となりました。

もう一型は昨年から登場した五分袖丈のプルオーバータイプのスモック。

こちらはリネンではなく、トーマス・メイソン社のコットンオックスフォードを採用しています。
初夏の空のような色のギンガムチェックがなんとも清々しいですね。

オックスフォードいってもそこはドレスシャツ用生地を得意とする同社、きめ細かくしっとりとした滑らかな肌触りはその品質の高さを雄弁に語ります。

ともすればセクシャルな印象となりかねないイタリアンカラー、そこに愛嬌のあるポケットが茶々を入れることで、全体のバランスが実にいい塩梅にまとまっています。

どちらも100年以上の歴史を誇るシャツ工房ならではの逸品です。

今から盛夏まで心地好く着られますので、是非ご検討ください。

オンラインストアはこちらです→ アイリッシュリネンシャツ/ ハーフスリーブスモック


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