2000万パワーズ ~ Ithe × G.F.G.S./ No.44-NB-F

当店でボーダーシャツといえば、言わずもがな春の風物詩ORDER BORDERですよね。

オーダーできる愉しさはもちろん、耐久性の高さや心地好い着心地といった品質面でもたいへん優れ、2枚目3枚目とリピートオーダーされる方も珍しくありません。

毎回大好評賜り、お陰様で今年の春には第6回目を迎えました。
もちろん(コロナ禍の状況次第ではありますが)来年も開催予定ですので、ご期待ください。

ゆえに当店、わざわざボーダーシャツを仕入れることはあまりなく、しかも秋冬となれば、開店以来片手で数えるほど。

そんななか入荷してきたとなれば、むろん然るべき理由が存在します。

ボーダーシャツにしてこのクールネス。
無地ばかり手掛けてきたItheでは初となる柄物ですが、しかしやはりそれでも同ブランドらしさは変わりません。

相変わらずのんびりした納期設定で、10月中旬にしてようやく今季1回目の納品となりました。

フランス軍で用いられていたものをサンプリングし、身幅を広げて袖をやや詰め、リラックスしたシルエットにまとめあげています。

なお、気になるサイズ感ですが、1で一般的なM程度、2でL程度です。
ItheのTシャツ”No28-HTO”をお持ちの方であれば、目安としてボーダーの1がTシャツの1~2の中間くらい、2が2~3の中間くらいとお考えいただければよろしいかと思われます。

裾はスリット入り。

袖口と裾は一般的なボーダーシャツと異なり、裁断して縫製するのではなく、袋状に編み立てられています。
裏返すと判りやすいですかね。

これにより、全体的にたっぷりしたボリューム感に対し末端がすっきりし、軽やかな印象が生まれます。

No.28-HTO同様、ブランドのタグは襟裏にはなく

品質表示タグと兼用となっています。

と、この写真をご覧いただいての通り、実はこのボーダーシャツはORDER BORDERを手掛けるG.F.G.S.が生産を担当しています。
ゆえに、使用されている生地はG.F.G.S.の代表的な素材”PLAY”です。

ふとした縁から、当店を仲立ちとして両者が結びつき、特別なコラボレーションが実現しました。

奇遇にもItheのデザイナーである吉﨑氏は新潟県上越市出身、そしてG.F.G.S.は同じく新潟県の加茂市を拠点としています。
そのため当店が関わる以前に新潟関係の仕事で一度対面したことがあったとかで、今回の企画は想像を遥かに超えるスピードで具現化に至りました。

シンプルながら、両者の得意分野が相互作用でより濃く引き出された、素晴らしい一着です。
早期の完売は必至ですので(実際、すでにメーカー在庫はほぼ残っていません)、気になる方は是非ともお早めに。

オンラインストアはこちらです


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