象さんのすきゃんてぃ ~ gicipi/ #223 BOXER LUNGO

下着は常時人様にお見せするものではないゆえに、
どれほど意識を割くかが人によってとても分かれます。

店主個人としては、女性用の下着については門外漢ですので
語るべきことなど何一つありません。
が、男性用となると黙っているわけにはいかないでしょう。

そして敢えて申し上げるなら男の下着は男の世界であり、
女性がその神髄を理解するのは険しい道であろうとも考えています。
すなわちこれから始まるのはモテ下着の話ではありません。

どうもこの話題になると勝負下着云々の議論になりがちですが
実際日常身に着けるものこそ細心の注意を払うべきでは。
そもそも勝負下着は当店にはやや貪欲すぎる概念ゆえ、
この分野については天下の伊勢丹新宿様に全面的にお任せします。

さて男性用の下着といえば
ブリーフ、トランクス、ボクサーブリーフが三大巨頭であり
現在に於いてはボクサーブリーフが圧倒的に支持されているものと
考えて間違いはないと思われます。

児童から中高年に至るまで普及し
(いわゆる半ズボン衰退の一因とも云われています)、
かつて白いブリーフが流行の最先端として
世界中の若者に支持されたという事実は忘却の彼方へ追いやられました。

なお、特に女性からよく「ボクサーパンツ」と呼ばれますが、
ボクシングウェアをルーツとするトランクスが英語でBoxersですし、
そのボクサーとブリーフが融合した形状ということで
ボクサーブリーフと呼ぶのが正統かと思われるのですが如何でしょうか。

さて店主自身も高校時代にカルバンクラインの洗礼を受けて以来
ボクサーブリーフ一択です。
その魅力は合理性。
ブリーフのフィット感、サポート性とトランクスのカジュアルさを併せ持ち
個人的には他の形状に浮気する理由は見当たりません。

このボクサーブリーフ、どれも同じように見えますが
実はメーカーによって形状や品質、使用感がまるで異なります。

百貨店的ライセンスブランドものはさて置いても、
2(x)ist、HOMなどの海外ブランドやSEEK、Wacoalなどの国内ブランド、
世界各国の下着専門ブランドがしのぎを削り
我々男性はその恩恵に日々預かるばかりです。

本日ご紹介のgicipi(ジチピ)は
1948年創業のイタリアの総合カットソーブランドで、
ボクサーブリーフ作りにもその技術が如何なく発揮されています。
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綿の双糸による天竺はしっかりとした密度を備え、
5%混ぜたストレッチ素材によりしなやかさも両立しました。
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また、お尻部分に縫合部分がないなど
パターンにも快適さを追求しているのが見て取れます。
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股部分はクライミングパンツのようなガセットクロッチ構造で、
開脚する際にも突っ張りません。
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またこのモデルは比較的長めの股下も特徴で、
締め付けは少なくとも全体で高いフィット感を生み出します。

フロントの開放口は狭すぎず、位置も高すぎません。
大切なポイントです。
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ウェストのゴムには同色で”Gi.Ci.Pi.”ロゴがあしらわれています。
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昨今の下着はここの主張が激しく、
ロゴなどのうるさいものが多いのが困りものです。
別に着用者が下着ブランドの宣伝をする必要もありませんので、
これくらいの控えめさが有難いですね。

ファクトリーブランドのため今もなおイタリア製でありながら、
価格は中国製の他ブランドとあまり変わらないのも嬉しいところ。
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イタリア製というと繊細な高級品というイメージを持たれがちですが
このジチピはどちらかというと普段使いに適した、
耐久性の高い良品という位置にいます。
そこもまた当店で扱うのに相応しいと考えました。

今までユニクロ無印で満足していた方にも、
世界のいろいろなブランドを試している求道者の方にも、
是非ともお勧めしたい逸品です。

オンラインストアはこちらです→ ブラック/ グレー/ ブルー


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