それもきっとしあわせ ~ K.ITO/ 圧縮ウールスムースフーディー

強烈な猛暑が続いているなか、それでも、否ならばこそか、秋を念頭に置いた服を手に取る方が増えてきました。

まだ暑いし、紹介するには早いかな…と躊躇していたK.ITOの秋冬の新作に至っては、想定しなかった速度で続々と店頭から巣立ち始めていますので、ネタの尽きるその前に(実際、店頭に出した瞬間にほかのどなたの目にも触れぬまま完売してしまった品番もあります)、まずはこの素晴らしいフーディーを披露致します。

用いられている生地はスウェットと思わせて、ウールの圧縮スムース。

さらりとして、且つなめらかな質感が魅力的です。

青みが買った灰色もまた上品。

この素材使いにより、フーディー特有のスポーティーな要素が大幅に削ぎ落されました。

デザインの細かさもさすがのK.ITO。

フードの重なりがだいぶ深く、首元に何か巻いたような色気が生まれます。

袖付けは、前面セットイン、背面ラグランのスプリットラグラン。

脇の裁断で腕の可動域を広げるK.ITOお得意のパターンワークは、ここでも味わえます。

上記の完成度ゆえ、このフーディーもご多分に漏れず、現時点でサイズ3(L相当)を一着残すのみ。

夏が落ち着くのを待っていては、間に合わなくなるかも知れませんよ。

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色あせながら 形を変えながら 信じたものは ~ Handwerker ASEEDONCLOUD/ HW basic shirt & collarless shirt

だいぶ遅れてやってきた夏が、おれはここにいるぞと言わんばかりに暴れ狂っています。

けれど本日は立秋だったんですね。

早すぎるようで、たしかに夏の盛りは終わりに向かいつつある気も。
週末からのお盆休み(今年はそんな雰囲気がまったくありませんけれど)が明けるころには、こおろぎも鳴きはじめるでしょうし。

さてそんな次第で本日もシャツのご紹介です。

毎シーズンご好評いただいているHandwerkerの定番レギュラーカラーシャツと

カラーレスシャツの、2020AWの新色(柄)が届いています。

そういえば、レギュラーカラーシャツと同じく何期も展開していたカラーレスシャツの説明を失念していたことに、つい先ほど気づいたところです。

そこで、改めてご紹介をば。

デザイナーの玉井さんは英国滞在中より旧い襟なしシャツを収集していました。
こうして集められた多くのシャツのエッセンスを抽出、玉井さんのフィルターを通し編集して生み出したシャツが、こちらです。

そのロマンティックな匂いは、肩のギャザーや

背面のループ使いなどにも漂いますね。

サイズ感はレギュラーカラーシャツにくらべ、若干ゆとりを持たせています。
肩肘張らずお召しいただいたいシャツです。

なお、今季の生地はこのカラーレスシャツとレギュラーカラーともに使用している、ギザ綿の100双糸を高密度に織り込んだストライプと

レギュラーカラーのみとなりますが、コーマ糸(短い繊維を取り除き、長い繊維だけを揃えて撚られた糸で、毛立ちが少なくなめらかな肌触りとなります)で織られたブルーグレーのタイプライターをご用意しました。

どちらも単品としてはもちろん、秋の装いにも自然と馴染む、優しい色目です。

また、肌にべたつかない生地ですので、今すぐにでもお楽しみいただけます。

一歩ずつ、無理のない範囲で、移ろう季節を愉しんでいきましょう。

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HW basic shirt ブルーストライプ/ ブルーグレー
HW collarless shirt ブルーストライプ


夢の中へ 夢の中へ 行ってみたいと思いませんか

先日『あつまれ どうぶつの森』がアップデートされ、友達申請をすることなく夢を通して互いの島に行き来できるようになりました。

わが島の夢番地はこちら。

夢の中の役場前広場ではマイデザインのKIMURAを配布しており、お土産としてお持ち帰りいただけます。

ひと様に自慢できるほど作り込まれているわけではありませんが、お暇ならどうぞ遊びにいらしてください。


何の変哲もない Love Song ~ EEL Products/ COMMON SHIRTS

このまま明けないのではとすら思われた長い長い梅雨が、ようやっと7月の終わりとともに横浜から離れてくれました。

さあ、8月と遅い夏の始まりです。

アパレル業界的なカレンダーでは秋冬ですが、当然店頭はまだまだ夏物中心。
とはいえ今年の夏の盛りは短いでしょうし、ほんの少し先を見据えてこんなシャツなど如何でしょう。

EEL Productsの新作、COMMON SHIRTSです。

COMMONを称するように、一般的な、なんでもない佇まいのシャツですが、ほんとうにただそれだけならばそんな名にはなりますまい。

まずはこの素材、少しざらみのある乾いた肌触りと、艶を抑えた穏やかな表情。

糸の一本一本に特殊な加工を施して織り上げた、皴になりにくい生地です。

この加工ゆえに生地自体ハリの強さを備えていますが、これを活かすべく、ステッチが極力表に出ないよう縫製され、ふわっとしたボリュームのある質感が生まれています。

つくりは大きめです。
特に肩幅、身幅を大きく取っています。
通常のシャツでM相当の方であれば、Sでちょうどよく着られますし、Mをゆったりお召しいただくのも佳いでしょう。

なお、同じサイズバランスで、バンドカラー版もご用意しています。

ステッチを出さず生地の風合いを活かした縫製なども同様です。

7月の梅雨冷えでもお世話になった方も多いことでしょうし、今年は長袖のシャツの出番が多そうです。

皴の出にくさは頻繁な着脱や携帯にも有用で、真夏にも羽織ものとして便利なのではないでしょうか。

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レギュラーカラー ホワイト/ サックス
バンドカラー ホワイト/ サックス


遥かなるまわり道の向こうで ~ KIMURA/ 5needles/split raglan sleeve

コロナ第一波が猛威を振るう緊急事態宣言下、かつシャツにして3万円という決して安いとは言えない価格にして、大反響を賜り、予想を遥かに上回る速度で完売してしまったKIMURAの5needles

その独創性、目を疑うほどの作り込み、そして着用時の圧倒的な美しさは、KIMURAがあらたなステージへ進んだことを確信させるものでした。

先日繊研新聞でもご紹介いただいたように、

デザイナーである木村さん公認で『あつまれ どうぶつの森』でも配布していますので、ご興味あれば是非ダウンロードしてみてください。

さて、そんな5needlesですが、この夏さらなる狂気の彼岸に到達。
そこはもうだれも見たことのない境地です。

その名も5needels/split raglan sleeve。

ではさっそく深淵を覗いてみましょう。

5needlesシリーズの最大の特徴である3mm幅に打ち込まれた5列のステッチには、何度見ても畏怖の念を抱きます。

140双というやわらかく繊細な柔肌の如き生地、そこに緻密な運針を以て残酷なほど打ち込まれた細い縫い糸。
ふだん物腰の穏やかな木村さんの、秘めたる暴力性が迸るかのようです。

商品名の通り、シャツでは珍しくスプリットラグランスリーブの構造となっています。
前面がセットイン(通常のシャツと同じく胴と袖を接合する方式)、背面は変形ラグランです。

その背面ですが、例の5本針がたいへんなことに。

袖口から始まり…

そのままバックヨークへ繋がって…

反対側の袖口へと続いていきます。

当然このステッチは直線ではなく、ゆるやかなカーブを描くわけです。
サイズによりますが約140cmに及ぶこの長い道のりを、5回も縫わなくてはなりません。

先述の通り生地もたいへんデリケートですから、一瞬のミスも許されず、縫製時には極度の緊張状態を強いられます。

しかし、木村さんのマゾヒスティックな熱情はこれでも満足しませんでした。

一般的なシャツ作りの工程では、このように袖と胴を同時に縫い上げます。

ところがこのシャツ、袖の縫い目と胴の縫い目がずれていますね。

つまり、袖と胴を同時に縫合することができません。

おまけに、袖と胴の接合も通常のシャツとは異なりスプリットラグランです。

すなわち、各部位の縫製がひじょうに難しいだけでなく、その手順もきわめて複雑という、手に負えない構造というわけです。

しかし、この苦行も、すべてはより高みへ昇らんとする飽くなき探求心ゆえ。

すべてを乗り越え辿り着いたその先には、禍々しいほどの美が待っていました。

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地球の底じゃ 何処でも自由だ ~ ASEEDONCLOUD/ seasonal socks

現在初台の東京オペラシティで開催中の『ドレス・コード?展』。

「あなたは、なぜ、今、その装いなのか?」を問いかける、ちょっと変わった展覧会です。

昨日、展示会廻りの流れで行ってまいりました。

残念ながら場内のほとんどが撮影禁止だったので、ほぼ写真でお伝えできないのですが、「その場」に於ける装いの選択をさまざまな角度からとらえた、なかなかに興味深い内容でした。

当店絡みではwrittenafterwards、そしてASEEDONCLOUDの服が展示されています。
とくにASEEDONCLOUDは大きくフィーチュアリングされ、玉井さんの服作りの特殊性を店頭とは違った形で楽しむことができます。
(これも、写真が撮れたなら!!)

その他、個人的には98年のリチャード・ジェームスの迷彩スーツが懐かしく、またハンス・エイケルブーム、都築響一、元田敬三らの市井の人々を切り取った写真の数々には大いに刺激されました。

政府や自治体の無策が露呈しコロナが拡大しているため、なかなか移動もしづらいところですが、是非機会があれば行ってみてください。

なお、要予約ですので、ご注意を。

さて先に触れましたASEEDONCLOUD、早くも秋の新作が届いています。

とはいえ今から肉厚の上着をご紹介するわけにもいきますまい。
まだ梅雨が明けておりません。

つきまして、例によってまずは靴下からお披露目したいと思います。

今季のテーマは”moguragumi(最眩組)”。
2014AW”少年場”の後日譚となる、ひとりの少女と4人の老坑夫たちの物語です。

となると、まずは”少年場”について説明せねばなりますまい。

老いた坑夫たちがある日掘り起こしたのは、めざしていた金鉱ではなく、いつ埋められたのか知れぬタイムカプセルでした。

そこに収められていたのは見知らぬ学生たちの写真の数々。

がっかりする男衆をよそに、おばあさん一同はその写真を見て大昂奮、写真の出で立ちに触発され、そのわずかな情報を基に自分たちのための学生服を作り始め、

ついには小さな学校まで開いてしまいます…

と、ここまでが”少年場”のおはなし。

こうしておばあさんたちが青春を取り戻している一方、おじいさんたちは相変わらず鉱山を掘り続けていました。
けれども、それは金ではなく、あらたな目的のため。

ある日のことです、亡くなった仲間を埋葬するため坑夫たちがお墓を掘っていたその時を同じくして、町にひとりの女の子が誕生しました。
彼ら-4人の坑夫たち-はその子を仲間の生まれ変わりとして大切に育て、自分たちの仕事場に日々連れ出すようになります。

月日が流れ女の子は成長。
いつものように老坑夫たちとともに採掘作業中に勤しんでいると、たまたま古いお墓に当たり、ボロボロになった遺品を掘り返してしまいます。

女の子はそれを見て大変悲しみましたが、その様子を見た坑夫たちが遺品を綺麗に戻すと、とても喜び彼らを褒め讃えました。

それからというもの、彼らは地下で遺品を元に戻す作業に没頭するようになります。

この少し不思議な物語を織りなす5人の登場人物については、後日別の商品をご紹介する際にくわしく書き記すことにして、今回はここに聯想される色彩を帯びた靴下のみをご覧いただきます。

当店ではとくに男性からご指示いただいているASEEDONCLOUDの靴下。
今季も4パターンの配色でわれわれを愉しませてくれます。

7~9色の糸を用いて軍足工場で編み立てられ、夏にさらりと涼しく、冬にふんわり暖かい、一年をお通してストレスフリーな穿き心地を持ち味としています。

その軽やかな着用感や美麗な色遣いのみならず、耐久性の高さも大したもので、一度穿くと病みつきになる方が多いのも頷けます。

今年は冷夏の気配が濃厚ですから、いつもより少し早く次の季節の匂いを演出するのも悪くないかも知れません。
まずは、この靴下から取り入れていきましょう。

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真赤な林檎を頬ばる ネイビーブルーのTシャツ ~ Ithe/ No.28-HTO

しつこく列島から離れようとしない分厚い雲に覆われ、時折射し込む陽の光にはっとするほど、仄暗く靉靆とした7月。

猛暑はご勘弁ですが、こうも梅雨冷えが足踏みしてしまうと、なかなか夏服で季節を愉しもうという気分にはなりづらいことでしょう。

そんななかでも平然と日々お客様のもとへ巣立ち続けているのが、ItheのTシャツです。

入荷するや否や完売し、メーカー在庫を引き抜いて補充後ようやくブログ等でご紹介できた昨年の反省をふまえ、3倍以上の数を仕入れたのですが、今年もあっという間にほぼ完売寸前に。

という次第で緊急追加生産が決定し、ようやく本日再入荷致しました。

実は今季は季節限定色としてネイビーが登場していました。
しかしご紹介を前に姿を消してしまったため、今回が初のお披露目となります。

ホワイト、ネイビーともに、一般的なTシャツとは異なり、ワンピースに用いられるような目の詰まった生地を採用。
体のラインが出づらく、透けもほぼありません(この透けにくいという特徴はとりわけホワイトで力を発揮します)。

また、美しい光沢、高い剛性が、緊張感を帯び凛とした表情を生み出します。

襟はリブではなく共生地のバインダー。
スポーティーさを軽減し、都市生活のための服としての要素を強めてくれます。
地味な点ながら、上にカーディガンやジャケット等を重ねたときは、ここがリブかバインダーかで襟元の印象ががらりと異なります。

サンプリングの巧みさには定評あるIthe、このTシャツは珍しくゼロベースでデザインされたものですが、袖と裾を80年代のヘインズから引用、天地引きで縫製されています。

これは折り返した生地の端を掬うように縫うやり方で、ステッチが線状ではなくポツ、ポツと糸の点が繋がるように出ます。
頼りなさそうですが縫製強度は高く、ただ残念ながら技術的に難しく時間がかかるため、今ではあまり多く見られません。

ところで、大柄な方や、ゆったりと着たい方に朗報です。
今までサイズ展開は1(S~M相当)、2(L相当)のみのご用意でしたが、今回の再生産に伴い、新たに3(XL相当)が仲間に加わりました。

リピーター様続出につき、再生産分もいつまで持つか。
気になる方は、どうぞお早めに!

オンラインストアはこちらです→ ホワイト/ ネイビー


キャプテン・フック ~ Grand Pacific Work × 鍛工舎/ FINGER HOOK

案の定、都知事選が終わってやや時間を置いてから東京都のコロナ感染者の発表数は連日200人を超え、もはや東京がとか夜の街がとかそんな便宜上の区分けが意味を成さぬほど蔓延が表立って参りました。

そんななかでも、自民党の二階幹事長が全国旅行業協会会長だというのがどこまで関係あるかはさておき、政府はGoToなんたらで多大な予算をかけて、多くの国民に、あくまで政府でなく国民の自己責任のもと今すぐ各地へ旅行してもらうよう全力を尽くすそうです。

面白い国ですね。

さて、相変わらずえらいセンセイ方は国民から吸い上げた税金で懐を温めることに夢中で、まったくコロナ対策を打つ気がなさそうですし、となるとわれら下々の民としてはなんとかして自衛するしかありません。

しかし、政府のやる気がないということはこれ以上の補償も期待できないということで、ゆえにただ家でおとなしくしているわけにもいかず、仕事や買い物など、生活のために必要最低限の移動を要する方も少なくないのでは。

となると心配なのが、不特定多数との共用箇所に接触することでの感染です。

もちろんそれを完全にゼロにすることは不可能であっても、リスクを軽減できるものならば軽減していきたいもの。

それを補助する新兵器が、このたび登場致しました。

この謎めいた物体の名前はFINGER HOOK。

各部位を適切に用いることで、直接手を触れることなく、各公共機関などを利用することができます。
きわめて抗菌抗ウィルス作用の強い金属である銅を削り出して作られているため、このフック自体が媒介となることもありません。

その用途としては、たとえば、電車のつり革。

手すり。

コンビニの引き戸。

エレベーターのボタン。

ドアノブ。

タッチパネルまで使えてしまいます。

床にかばんを置きたくないときはバッグハンガーとしても活躍。

サイズは2種類ありますので、用途や携帯性などお好みでお選びください。

当然のように類似商品は世に出回りつつありますが、このフィンガーフックは単に型で打ち抜いたものとは異なり、すべての角が磨き落とされ、そして4mmの厚みがたとえばドアノブを引くときなどにかかる圧力を分散、心地好い使用感を生み出しています。

材料費も手間もかかり、大量生産ができませんが、ここに大きな差異が出るわけです。

製作を行っているのは、新潟県燕市の伝統工芸である鎚起銅器(ついきどうき)に於ける当代随一の職人である、鍛工舎の渡邉和也氏。

なお、先に上げたプレーンなタイプの他に、渡邉氏がハンマーワークにて美しい文様を打ち込んだ、荘厳なタイプもご用意しています。

余談ですが、このフックを渡邉氏と企画したGrand Pacific Workの曽根氏は、いわゆる雑貨メーカーではなく、音楽レーベル運営やアーティストのプロデュース、ライブの演出、さらには佐渡ヶ島のPR事業などを行っているマルチな方です。

佐渡の婦人倶楽部や

ハンドパン奏者の久保田リョウヘイ氏といった、

通好みのアーティストを手掛けていますが、この久保田氏絡みで、ハンドパンを普及させるべく燕市の職人たちと交流を始めたことから、渡邉氏との縁が生まれたとのこと。

そんなわけで、このFINGER HOOK紹介動画のBGMも、久保田リョウヘイとMASAHIRO KITAGAWA(中村佳穂バンド)の両氏によって作られています。

使い方のチェックのみならず、そうした部分もお楽しみください。

一向に収束の気配の見えぬ疫禍だからこそ、長期的な視点で立ち向かっていかねばなりません。
であるなら、実用のみならず、所有する悦びも湧くような逸品を、日々の生活の相棒として身に帯びていたいものですね。

オンラインストアはこちらです→
プレーンタイプ シングル/ ダブル
ハンマーワークタイプ シングル/ ダブル


AMEXご利用のお客様限定のキャンペーンが始まりました

本日7/3から9/24にかけて、当店店頭にてアメリカンエクスプレスのカードをご利用いただくと30%キャッシュバック(期間中合計5000円まで)となるキャンペーンが始まっています。

当店は昨年のSHOP LOCAL参加店舗でしたので、対象店舗として自動登録されていたようです。

詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください。
https://www.americanexpress.com/jp/campaigns/shop-small/


空のキャンバス ~ HAVERSACK ATTIRE/ レーヨンプリントシャツ

なぜか、あまり当店をご存じない方からは、何となく第一印象として「シンプル」「ベーシック」「スタンダード」といった感を受けられる傾向がありますが、一度でも足を運ばれた方であれば、まったくそんなことはないとご理解いただけることでしょう。

とはいえそのギャップに驚かれる方は少なくないようで、とくに色柄物の多さ、濃度は「なぜ!?」というご反応をいただくこともしばしば。

このシャツも、店頭でそのように衝撃を与えつつも、一度袖を通された方からは「ウム!なるほど!」とご納得いただいております。

20世紀の抽象絵画を想起させる手描きのドローイング、としか表現のしようのない柄。
これが、驚くほど上質な肉厚のレーヨンの生地にプリントされています。

派手なようで意外と色数は少なく、また素材のクオリティがひじょうに高いため、テカテカした下品な安っぽさは微塵もありません。
身に纏うと意外なほど落ち着いていて、寧ろ気品すら感じさせます。

もちろん語りどころは生地だけにあらず。

両胸のポケットはステッチが表に出ないよう縫い付けられており、生地の持つふわりとした弾力感をより引き出しました。

直線的にカットされた裾の両脇にはブルゾンよろしくアジャスタが設けられ、お好みで絞り具合を調整できます。

この裾のあしらいによって、シャツとしてはもちろん、真夏の羽織ものとしても違和感なくお使いいただけます。

毎度のことながら、一見人を突き放すようで実はちゃんと着る側のことを考えてくれている、ハバーサックの奥ゆかしい優しさには胸が熱くなります。

まずは、騙されたと思って一度袖を通してみてください。
そこで初めて伝わる何かがあるはずです。

オンラインストアはこちら→ ネイビー/ ブラウン