コインローファーはぼくを離さない ~ OLD PORT MOCCASIN

店主、革モノ業界出身でして、
現在の情勢の中、適正価格で上質な革製品を作る難しさを
味わってきました。

どうしても品質や作りにこだわると
洋服以上に価格にダイレクトに反映されてしまいがちな上、
素材や製品を輸入すれば高い関税がかかります。
そこに(このところ落ち着いているものの)原油高や環境問題、
中国の台頭など諸事情による需要と供給のバランス崩壊、
さらにここに来ての円安など、
もう踏んだり蹴ったりです。

それでも、品質、デザイン、価格のバランスのとれたものは
まだ少ないながらも存在しています。
当店ではそうした品々をご案内できれば、と思っています。

「どこの革製品が一番いい?」と聞かれれば、
いくらでも出せるならフランスのHと答えますが、
そんな回答に魅力はないですよね?

話がまとまらないので
いきなりですがこちらをご紹介。

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OLD PORT MOCCASINのローファーです。
アメリカ北東部メイン州にてモカシン職人によって
一足一足作られ、なんとも独特の味わいのある面構えをしています。

オールデンやラッセルが使用していることで有名な
シカゴのホーウィン社が手掛けるクロムエクセルという革を
用いたモデルや、ローファーでは珍しいクレープソールを
装着したモデルもありますが、
当店ではあえてスコッチグレイン(型押し革)の
レザーソールをご用意しました。

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イタリア製のトッポイ感じよりも、
この程度の野暮ったい雰囲気のほうが
靴は長く愛せるかな、というのが個人的な見解です。

保存


愛も込めて ~ EEL/ サクラコート”藍を込めて”

2年に一度リリースされる、インディゴ後染めのバージョンです。

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オリジナルは平織の表地に綾織の白い裏地ですが、
こちらはヘリンボーンの表地に平織のグレーの裏地で
比較的男性的なユーロワーク調かつどこか和風な仕上がりとなっています。

また、ボタンについても貝を砕いて象嵌にした
とても手の込んだものがあしらわれ、
これはこの「藍を込めて」のみの仕様です。

はじめてサクラコートを手にする方も、
もうすでにサクラコートをお持ちで2枚目をご検討中の方も、
是非一度ご覧いただければと思います。


青い春 ~ EEL/ サクラコート

今年最初の入荷です。

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その中でまず1点、EELのサクラコートをご紹介します。
店を出すにあたり取り扱いを最初に思い浮かんだ、
スプリングコートの名品中の名品です。

表裏の生地の縮率が異なり、
またステッチが表に出ない袋縫いで仕立てられているため、
洗濯を重ねるとふわりとした優しい表情になっていきます。

コットンとはいえスースー感はないので、
インナー次第では今の時期でも着用可能です
(横浜なら…)。

桜の季節って気分は春でも実際はなかなか寒く、
お花見で風邪をひいた経験をお持ちの方は多いのでは。
まさにそんなときにぴったりではないでしょうか。

色は写真の「ブルー」と「ウォルナット」、
また3着だけですが今季限定色の「藍を込めて」を
展開しています。
「藍を込めて」についてはまた次回。

オンラインストアはこちら→ ブルー/ ウォルナット