となりのトトロ ~ EEL/ トマトとキュウリ

トマトとキュウリ、というのはシャツの名前です。

インド独立運動でその名を世界に知らしめた完全手紡ぎ・手織りの生地”カディ”を使用しています。
この布は機械では決して出せない素朴なムラ感と優しい手触り、抜群の通気性が特長です。

高温多湿の国インドの布ですので、同じく高温多湿のわが国の夏に於いて、最適な素材の一つと言えます。
薄い生地を袋縫いにして仕立てられていて実質2枚重ねのような構造ですが、それでも厚ぼったさは微塵も感じさせません。

展示会でこのシャツに出会ったとき、店主は『となりのトトロ』を想起しました。
おばあちゃんの畑で採れたキュウリを川で(うろ覚えです)冷やして姉妹でガブリといく、あのシーンです。
同じ形の服はそこではだれも着ていなかったとも思いますが、カンカン照りの陽射しの下で日本の夏を満喫する、そんなシチュエーションにはきっととてもよく合うシャツだと思います。

まだ4月でしかもこんな天気続きですので夏のことなんか…と思われるかもしれませんが、毎年それでもGWは初夏の気候になりますので、その準備としても如何でしょうか。

ホワイトとブルー、それぞれXS(女性サイズ)とMをご用意しています。

オンラインストアはこちら→ ホワイト/ ブルー

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2人でバイクのメット5回ぶつけてたあの合図 ~ BACH/ BIKE2B

他店様ではあっという間に完売してしまったらしくヤフオクではすでにプレミア価格がついているようなのですが、どっこい当店ではまだブラックとベージュを通常価格で購入可能です(2015/4/17時点)。

入荷日から何件もお問い合わせをいただいており、これはすぐに無くなるかなと思い敢えて商品説明を書かなかったのですが…

ということで、SHIELD22と並ぶBACHの代表作、BIKE2Bをご紹介致します。

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文字通り自転車等での使用に適したバックパックですが、一般的なサイクリング用と違い30リットルとなかなかの大容量です。
タウンユースとしてもこれくらいが大きさの限界でしょう。

いわゆるパネルローディング型で、内ポケットが非常に充実しています。
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基本設計としては、収納の充実したオーソドックスなバックパックと言えます。

背面側にはパッドの入った薄型ポケットもあり、ノートPCなどに対応しています。
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が、伊達にBIKEを名乗っているわけではありません。
まず本体下部にはラバー性の小さなパーツが付属していますが、ここにLEDライトを装着することができます(自転車ショップ等で入手可能です)。
夜間はここで赤く点滅させればより安全というわけです。
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また、BACHお得意の隠しポケットは2箇所配されていて、片方はレインカバー、
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そしてもう片方にはヘルメットホルダーが内蔵されています。
これを引っ張り出して本体のループに引っかければ、脱いだヘルメットを気軽に収めておけます。

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一般的な自転車用ザックは薄く、狭く、軽く、ハイドレーション使用可能、というそれはそれでスパルタンな方向性ですが、このBIKE2Bはそれとはまったく異なる哲学を持っている孤高の存在です。

シンプルなルックスは広いシーンでの対応を可能とし、頑強な素材使いやしっかりとした背面パッドやショルダーハーネスはモノを運ぶ道具としてのバックパックならではのものが使われています。
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ショルダーハーネスといえば、スタビライザーのストラップを有効に利用できていない使い方をされている方を街中でしばしば見かけますが、販売店のスタッフは接客時どう説明しているのでしょうか?
思わず後ろから呼び止めて「そこ、引いて、体に沿わせて!」と余計すぎるお節介をしてしまいそうになるのを、いつもぐっとこらえています。

オンラインストアはこちらです→http://euphonica.yokohama/shopdetail/000000000099
(追記:後日カラーバリエーションが増えました→ コール/ スティール/ カモフラージュ

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遅れてきた仲間たち ~ SERO

SEROのオックスフォードのボタンダウンシャツが入荷してだいぶ経ちました。お陰様でご好評いただき、在庫も残り1枚となっています。

実はその仲間たちも同時に入る筈だったのですが、今季からアメリカの工場に変わったことも影響し、生産が遅れに遅れていたのです。
それがようやく登場となりました。
とても春らしいシャツですので、春に間に合ってほっとしました。

ギンガムチェックがサックス、ブルー、パープルの3色、ブロックスストライプがネイビー1色です。

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基本的なディテールはオックスフォードと同じですが、いずれもきめ細かい高品質のブロードクロスです。SEROはほんとうに以前に比べていい生地を使うようになりました!

ギンガムチェックはやや大ぶりの柄で、綺麗な発色も相まって実に優しい表情となっています。

ブロックスストライプは全く癖のない柄で、寧ろ最近あまり他で見かけないほど普通ですが、その分汎用性は抜群です。
ニットタイなんかを合わせてちょっとしたタイドアップなどもいいですね。

レディースサイズも発注していましたが、ショートしてしまったらしく、メンズサイズのみの入荷となっています。

サイズといえば、前回入荷のオックスフォード地に比べてなぜか1サイズほど大きめで上がってきました。
袖に至っては同じ14Hでオックスフォードとギンガムを比較すると5cmほどの差があり、さすがMADE IN USAと唸ります。
ひょっとすると仕上げの洗い加工でオックスフォードの縮みが大きく出たのかも知れませんが、いずれにしても同じSEROの同じ形というより別物としてサイズ感をお考えください。

実際オックスフォードが小さめだっため、店頭でそれより大きめのサイズをとの声を多くいただいていましたので、当店はこのサイズの違いをポジティブに受け止めて、お客様をお待ちしたいと考えています。

オンラインストアはこちら→ ギンガムチェック サックス/ブルー/パープル/ストライプ


近ごろ私たちはいい感じ ~ rolca on the notes/ パフィーウォッシュスカート

コンセプトというほどのことはないのですが、当店はあまり男女に明確な線引きをせず合う方ならばどちらでも、というスタンスでして、それにしても男性寄りの傾向がサイズ的にも強すぎるかなと現状思っています。
ですので、昨日ご紹介のmannineをはじめ、今後は少し意識的にレディースアイテムに注力していきます。

と考えていたところにrolcaから新型スカートの入荷です。
スカート自体ワンピースを除いてしばらく店頭から姿を消しており、女性サイズのラックにはパンツが並んでいる状態でしたので、これで少しは印象も変わればいいのですが。

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waltzでなくrolca on the notesのラインですので、清潔でありながらもややリラックスした佇まいのスカートです。
腰回りのギャザーに加えて、透け感のある薄手の表地としっかりした素材感の裏地が面で張り合わされずに2か所糸で点の状態で繋がっている構造のため、両者の間には空気の層ができ、ふわりとした軽やかさが生まれています。

かくの如く女性的な服ですが、殊更に甘さを強調してはいませんので、EELなど他のブランドとのミックスも容易です。
これからの時期に色々な場面で色々な組み合わせで使える、便利な一枚ではないでしょうか。

オンラインストアはこちら→ オフホワイト/ ブラック


この横浜にまさるあらめや ~ mannine

mannine(マンナイン)は、たまプラーザ在住のテキスタイルデザイナー岸本万里さんが手掛けているブランドです。
「プリントを身に着けることを楽しんでもらいたい」というコンセプトの通り、色彩豊かなオリジナルのプリントが特徴となります。

岸本さんはセントラルセントマーチンズ卒業後ジョン・ガリアーノ等で経験を積んだ、国内外問わず活躍の気鋭デザイナーですが、その経歴を抜きにしても、ポップでありながら幼稚ではなく、独自の世界観を持つ柄使いを見れば、十分に実力は伝わるのではないでしょうか。

服も素晴らしく、小物をはじめアイテムの種類も他にありますが、まずは当店では出だしとしてハンカチとポーチを展開致します。

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横浜はスカーフの産地として知られていますが、このハンカチもプリント、縫製など横浜で行われています。
素材も高番手のコットンで、発色の美しいプリントのみならず、実用品であるハンカチとしての品質も決しておざなりなものではありません。

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一方ポーチは、通常は裏地に使用されるポリエステルが表地に、そして裏地に柔らかな革が用いられている、変則的な素材使いが魅力です。
引手にも色鮮やかな革が使われており、プリントの力に依存しすぎない丁寧なデザインとなっています。
また、大きなサイズの模様のプリント地を裁断して使用しているためにポーチそれぞれの柄が異なり、まさに一期一会です。

横浜に店を構えて仕事をしている以上、いつかは横浜発のブランドを取り扱いたいという気持ちは開店当初からありました。
もちろん横浜だからといって当店のコンセプトからあまりにも逸脱したものをご紹介などできませんが、幸いにも地元で素敵なものづくりをしている方との出会いが少しずつ増えてきていて、有難い限りです。
mannineも然り、横浜云々以前に純粋に魅力的なテキスタイル、デザインで、たまたま近場の方が手掛けていただけのことですが、やはりそれが地元発であることに興奮を覚えたというのは正直否めません。
その興奮を含め感動を少しでも多くの人と共有していければ、店としてそれはとても幸せなことだと思います。


Boon男子へ ~ knitchy/ ストレッチリネンベースボールシャツ

桜が咲いたころはようやく春らしい春が来たと思っていましたが、また陰鬱な天気に戻ってしまいました。
今週はこれから寒くなるようですね。娘は早速きのう軽い風邪をひきました。皆様もお気をつけて。

さて、knitchyからはひと足早い初夏な趣のベースボールシャツが届いています。

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19世紀に英国で創業した名門紡績会社ハードマンズ社製アイリッシュリネンを弱ストレッチ糸と交編し、リネンならではのシャリ感や速乾性を活かしたまま伸縮性を持たせ、より快適な着心地となりました。

そしてターコイズブルーが特にですが発色が非常に美しく、ハードマンズ云々を抜きにしても素材の佳さがそこからも感じ取れます。

この大人な生地を使ってアメリカ古着のようなベースボールシャツを作ってしまうところが、このブランドのデザイナーの根の部分にあるストリートな感覚であり、欧州の老舗ニットメーカーとは一線を画すところです。
裾の空環仕上げなんて往時のヴィンテージレプリカのようなことを、こんな清楚な顔つきのリネンニットでやってのける、そこに痺れます。

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薀蓄抜きでも十分に佳い服ですが、小技に秘められた背景に思わずニヤリとしてしまう、そんなかつてのBoon少年にはより強くお勧めしたい逸品です。

オンラインストアはこちら→ グレー×ターコイズ/ インディゴ×ブラック

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ラジオでご紹介いただきました

本日、FMヨコハマ「E-ne!~good for you~」の中で当店をご紹介いただきました。有難うございます。

事前に簡単なヒアリングを行うだけで、限られた時間のなかリスナーがどんな店なのかイメージができるよう生放送で(しかもラジオですので喋りだけで)まとめあげる、レポーターの穂積ユタカさんのプロの技を目の前で堪能させていただきました。

放送直後に当店の警備会社の営業担当Mくん(店主の幼稚園と高校の後輩です)から「聴きましたよ~」と連絡が入り、公共の電波の伝わる分母の大きさを感じた次第でした。

なお、今回の取材は穂積さんのブログの一部でも触れていただいており、重ねて有難い限りです(リンク先の下の方にお進みいただくと当店の記事に辿り着きます)。

http://ameblo.jp/hozumix/entry-12010979300.html


北イタリアからの色男 ~ GUY ROVER/ カッタウェイカラーシャツ

「品質が高いんです」と表現するのは簡単ですが、何をもって定義するかによって、その言わんとする意味合いは異なってきますし、どのベクトルが正解ということもありません。

シャツひとつにしても、丈夫さを追求すれば自ずと柔らかさ、しなやかさを失いますし、また繊細さを追求すれば耐久性を犠牲にします。アメリカのワークシャツとナポリの手縫いシャツのどちらが良品かという比較は、同じシャツであっても土俵が違う不毛な議論です。
直接肌に触れるものでもあり、また日常生活の中でストレスなく愛用していただくには、そのバランスがどれだけ高次元でとれているかが重要となります。肌触りや着心地と、汗や汚れに対してのケアの考慮、ということです。
当店では丈夫さ、繊細さ、何であってもどこを向いていたとしてもそこに極端に偏りすぎず、かつ価格が適正なものを「上質」と定義しています。

その中でも最も色気という部分に重点を置いたものが今回入荷したイタリア北部の雄、GUY ROVERとなります。2ヶ月ほど納期遅延して、満を持しての登場となりました。

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イタリアにはFRAYをはじめもっと上のクラスと云われるようなシャツブランドもありますが、そこまで高級だと、シャツというものの概念からは逸脱した手工芸品の世界だと考えています。
ドレスシャツの世界では中堅という位置のGUY ROVERではありますが、それでもマシンメイドとしてはイタリア屈指と謳われる実力は伊達ではありません。

真面目でかっちりとした日本製ともまた違う柔らかで立体的な縫製、またイタリアならではの美しい発色の軽やかな素材使いによる仕上がりは、洒脱の一言です。

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いくつかある型をベースに厚い生地台帳から生地をチョイスして組み合わせる発注方法をとるため、同じモデルが当店以外ではほぼ存在しません(皆無とは言い ませんが)ので、もし画像をご覧になって少しでも琴線に触れるものがあれば、是非実物をお試しいただければと思います。

オンラインストアはこちら→ レッド×ネイビー/ グリーン×パープル


A change is gonna come ~ Pack NW/ HOBO TOTE

今回ご紹介のバッグは日本初上陸のブランドとなります。

Pack NW(Pack North West)の製品はワシントン州ベリンハムの帆の修理工場にて一点一点手作業で作られており、どこか懐かしい、暖かな雰囲気が魅力です。

もともとは帆の残布などを使用していたようですが、本格的なバッグの素材として限界を感じ、より適したものを用いるようになって現在の姿に至ります。

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当店入荷のHOBO TOTEは、ハンドル使いが特徴的です。
前面(ロゴ側)には長短2種が、背面には長さの調節可能な1本が配されており、背面のハンドルが長い状態で全面の長いハンドルを合わせれば肩掛けに、背面を短くして全面の短いハンドルと組み合わせれば手持ちになります。

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また、手持ちできるほど短くすると背面の余剰ストラップにゆとりができるため、ここを背負って簡易的なリュックにすることも可能です。
文章にすると煩雑ですが、現物を見ていただければ一目瞭然のつくりです(近頃特に文章力の未熟さゆえに同様の逃げに走りがちなのは自覚しています…)。

ロゴも何ともいえない温もりがあっていいですね。コーデュラナイロンの質感やMADE IN USAならではの素朴さとよく調和しています。

色バリエーションも豊富で、当店では5色ご用意致しました。各一点ずつですので、気になる色があればお早目にどうぞ!

オンラインストアはこちら→ Bluesky/ Burnred/ Midnight/ Ranger/ Silverdust


ズボンドズボン ~ BASISBROEK

寒い日もまだあったりしますが、それでも重厚なウールのコートやダウンジャケットは何だか相応しくないような時候になりました。

パンツも然り、ショートパンツはさすがにフライング気味としても、軽やかな素材の軽やかな着用感のものが気分です。
そんな中、ちょうどベルギーのBASISBROEKからいい塩梅のイージーパンツが入荷してきています。

一瞥では違いは判りづらいのですが、2型ご用意できています。

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コットンに若干のストレッチを入れたZELEというモデルは、しっとりとした手触りの生地感です。丈は8分、ウエスト部分は紐のみとなっています。
股上は深く、腰回りはゆったりとしていますが、裾に向かってやや強めのテーパードがかかっています。

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一方コットンシルク素材のSENNEはさらりとした質感で、9分丈となります。
こちらは通常のボタンとジッパーフライの仕様に加えて紐が仕込まれており、パンツの内部で締めることが可能です。
こちらも腰回りにゆとりを持たせつつテーパードをきつめにかけることで見た目のリラックス感を抑えています。

あくまで程度の話ですが、ZELEのほうがよりカジュアル色の強い仕様です。

とはいえ、どちらも極めて優しい履き心地です。
店主は若い頃に某著名デザイナー氏がどこかで発言していた「緩い服ばかり着ると顔つきまで緩んでくる」を心の片隅に常に留めています。
でもこれ、ほんとうに楽で…
服そのものはダボッとはしていませんので、「緩いわけではない、楽なだけだ」ということにしておきましょう。

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