2019 SHOP LOCALに参加します

アメリカン・エキスプレスの中小企業支援プログラム「SHOP LOCAL」は、地元の個人商店を応援する活動として、2017年横浜元町からスタートしました。
2018年にはJCBも参加し、全国規模のイベントに。

そして2019年、さらに大きなキャンペーンとして第3回目が下記およそ2ヶ月にわたって開催されます。
9/3(火)~10/31(木)

北は北海道から南は沖縄までさまざまなお店が名を連ねるなか、僭越ながら当店もひっそりと参加することとなりました。

キャンペーン期間中、当店をはじめSHOP LOCAL参加店にて、Amex、JCB(クレジット・デビット・プリペイド)、そしてQUICPay™(当店では使用できませんが)のいずれかを用いて1000円(税込)以上お買物いただいたお客様に、プレゼントを進呈致します。

まずは、SHOP LOCALノベルティのトートバッグ。

こちらは各店先着20名様に差し上げます。

さらに、同じく税込1000円のお買い物ごとにお渡しする抽選カード(各店舗先着100名様)1枚につき1回、デジタルカタログギフト「Made in Japan with日本のおいしい食べ物」が当たるオンライン抽選に応募することができます。

抽選結果は、カードに記載されているQRコードからすぐに確認できます。

どちらも、在庫が無くなり次第、特典は終了します。

キャンペーン期間は、ちょうど秋冬の新作入荷真っ盛り。
どうぞこの機会をお見逃しなく!

公式サイトはこちらです


WAITING SO LONG ~ KIMURA/ crew neck cardigan shirt & narrowing cardigan

たいへん長らくお待たせ致しました、5月のKIMURA受注会でオーダーいただき未納の状態が続いていた新型crew neck cardigan shirtが、ようやく到着しました。

同時に、当店で展示会発注をかけていたものも一枚だけ入荷していますので、改めて詳細説明を。

素材は、今回の納期遅延の原因となったフィンクスコットンのブロード生地です。

フィンクスはギザコットンの特級品で、しっとりとした肌触り、なめらかさ、耐久性を兼ね備えています。

今回はシャツカーディガンシリーズ初となる無地で、アクセントカラーのパイピングも控えめな色目に抑えられました。

細かい部分を見ますと、第一ボタンは厚みのあるパイピング部分にかかっているため、他の部分にくらべボタン付けの糸の高さを出しています。
この気配りがまたKIMURAらしいですね。

と、また新たな名品が生まれてしまいました。
先日の受注会で人気が高かったのも頷けます。

さて、このクルーネック版の配色が素晴らしかったので、当店のなかば別注のような形でnarrowingも同色を作っていただきました。

いつもはストライプ柄ですので、そのnarrowingっぷりが見やすかったのですが、

今回は無地のためほとんど判りません。

実に贅沢なつくりです。

木村さんも作ってみてその出来の良さに驚いたようで、今後レギュラーカラーとして昇格することが決まりました。
パチパチパチパチ。

とはいえ今回の入荷分は2着のみ。
いつもの如く争奪戦となることは間違いないでしょう。

時は晩夏、こうした羽織ものの出番が増える時候です。
どうぞお早めに。

オンラインストアはこちらです→ crew neck cardigan shirt/ narrowing cardigan(ブラック)


おまえの出番さ ~ SEIL MARSHCALL/ Mini Reporter Bag

まだ夏は夏としてこの場に居座ってはいますが、それでも秋の気配が日ごと濃くなってきています。

こうしてまたいつの間にやら次の季節へ切り替わっているのでしょう。

そのころには装いもウールなどが増え、重い印象となります。
となると、鞄もいつもの軽快なものだけでなく、こんなどっしりとしたコクが欲しくなるのでは。

久しぶりの紹介となるドイツのSEIL MARSHALL(サイルマーシャル)。

今回登場したMini Reporter Bagは、当店では未展開ですがブランドとして定番で作っているReporter Bagをサイズダウンした、日常生活はじめさまざまな場面に対応しやすいショルダーバッグです。

ラインナップの多くが迫力に満ち、ともすれば強すぎる、そんなサイルマーシャルの長短併せ持つ特徴を残しながらうまく軽減し、絶妙な塩梅に留めました。

素材はキャンバスに牛革のコンビ。

色止め加工も抑えられ、自然な風合いをそのまま残した革は、使い込むとどんな表情を見せてくれるのか、とても楽しみです。

金具には重厚な真鍮製を採用しています。

ショルダーストラップはコキで長さの調節が可能となっており、使用者の体形や用途に柔軟に対応します。

フラップと両脇に設けられた豚鼻をどう使うかは、貴方次第。

フラップはバックルとギボシどちらでも開閉可能です。
実際はバックルでフラップの被せを調節、ギボシで開閉、となると思いますが。

フラップを開けるとさらにドローコードが。
荷物のブレと飛び出しを防いでくれます。
おそらく水牛(または牛?)の角を削り出した留め具がまた、実に渋い。

中は二気室に分かれています。

さらにそれぞれ小さなポケットがひとつずつ仕込まれており、印象以上の細かい構造に驚かされます。

A4がギリギリ収まる(本体から若干はみ出すものの、フラップは閉じることができます)サイズ感ゆえ、あまり大きなバッグを持ちたくないという方も、逆にしっかり荷物を運びたいという方にも応えてくれるのではないでしょうか。

前述の通り秋冬の装いに最適ですが、かといって春夏におかしいわけでもなく、結局のところ季節を選ばないバッグではあります。

その用途の広さ、頑強さ、そして流行とまったく無縁の存在感、まさに日々の相棒たるに相応しい逸品です。

オンラインストアはこちらです


Walk out to winter ~ CURLY/ AZTEC CN VEST

いつの間にか8月も下旬。
真夏のピークが去って、朝晩は涼しくなり、昼も蒸すものの酷暑とまではならなくなってきました。

こうなってくると、だんだんと秋の装いが現実味を帯びてきて、一層気になり始めてきますね。

とはいえ急にガラリと切り替えるのも妙な話、となるとまずはいつものTシャツなどにこんなベストを重ねてみるのも一興かも知れません。

AZTEC CN VESTはオーソドックスなものと思わせて、見るほどにカットソーブランドであるCURLYらしい妙味の効いたニットベストです。

さまざまな糸を配合して編み建てられたダブルニット素材リップルリブジャージーは、ふんわり、もっちりとした質感とのびやかさを兼ね備え、また保温性にも優れています。

肩幅、身幅をやや広めに設定し、裾をリブでなくスリットにすることで、記事の特性も相まって圧迫感のない開放的な着心地を実現しました。

また、こうしたタイプのベストにしては珍しく、両脇にはシームポケットが。

開口部を両脇の縫い目に沿わせポケットを表に出さないことで、機能を損なうことなくボリュームが抑えられています。

ですので、もっと寒い時期になれば上にジャケットやコートなどを羽織ってもよいでしょう。

このところはトレンドの檀上に上ることもなく、プルオーバータイプのベストをお使いの方はだいぶ見かけなくなりましたが、あれば意外なほどに重宝します。

ふだんは意識しづらいものであっても、せっかくの季節の移り替わる過渡期だからこそ、一度気にかけていただければ幸いです。

オンラインストアはこちら→ グリーン/ ブラウン


君の心へつづく 長い一本道は ~ TULIP EN MENSEN/ LOOP BELT(LONG)

まったく当店のお客様の嗅覚の鋭さには恐れ入るばかりで、先月初めてご紹介したTULIP EN MENSENのシャツもあっという間に嫁いでいき、その後も「あれを見せろ」「なんだもうないのか」などと厳しくもうれしいお叱りを受け続けています。

そんな盛り上がりを見せるTULIP、デザイナーの横山さんは革製品に携わってたこともあって、実は服のみならずバッグや革小物も得意としています。

このベルトを見れば、たちまちその実力をご理解いただけることでしょう。

はてさて不思議な佇まいです。

ベルトには当然つきものの金具がなく、ループがちょこんとご挨拶するのみ。

どう使えばいいのか、悩ませますね。

こうしてループを穴の下から通して…

ベルトの先を、穴から抜けたループにくぐらせ…

引っ張ると…

ほら、できあがり。

ご覧の通り、金具がなくともしっかりと固定されます。

使いはじめのうちは手間取るかもしれませんが、すぐに慣れるはずです。

金具がないことで重量がとても軽く仕上がり、また見た目も軽快なため夏の装いのバランスを崩しません(もちろん、夏に限らず四季を通して活躍します)。

くわえて、ひび割れ加工が施されたイタリア製タンニン鞣し革は、使い込めばより迫力のある風貌へと変化していきそうです。

なお、ハンドメイドにつき、ループの破損などの際には修理対応も可能となっています。

オーダーにあたってロングサイズを指定しつつ穴数を増やし、男女も体形もほぼ問わずお使いいただけるようにしました。

透徹なライトブルーの箱に収められており、プレゼントにも最適です。

夏がだんだんと終わりに近づき、しかし秋というには蒸し暑すぎる今日この頃、いまひとつ服を探す気になれないかも知れません。
そんな方にもそうでない方にも今すぐ使えるものとしてお薦めできるベルトです。
是非一度ご検討ください。

オンラインストアはこちらです


サインはV ~ ZDA/ Trainer 2918L

昨年の秋に登場し想定以上の人気を博したあのバレーボースシューズが、帰ってきました。

今季は前回から継続展開となるブラックに加え、配色を反転させたホワイトも仲間入りしています。

ZDAのラインナップのなかでも室内球技用として位置づけられるTrainerシリーズ、それはタンに描かれた愛嬌豊かなイラストにも表れていますが、

ブラックにも増して旧き良き室内球技の匂いに満ちた佇まいに、なんとも郷愁を誘われます。

(ここで余談をば。かつてはバスケットボール用のtempoというラインも存在していました。こちらはソールメーカーが廃業してしまったため、残念ながら復刻できないとのこと。過去のZDAについて調べるには欠かせないЮрай Шушка先生の資料によると、1980年代にアッパーをこの2918Lと共用し、バスケットボール専用ソールを装着しているモデルが生産されていたのを確認できます)

と、あまり室内球技を強調しすぎると外履きに適さないのかと思われてしまいそうですね。

いえいえ、このS-KAISERソールは、背景や詳細は不明ながら、体育館の外でもしっかりとその役割を果たします。

ソールは踵を包むように支える形状となっており、足のブレを軽減してくれます。

さらに、上下方向の動きによってアッパーとソールが剥離するのを防ぐため、太いステッチが入って補強されているのも見逃せません。

細かいところですが、こういうところがやっぱりスポーツシューズです。

さすがに機能は最新のハイテクシューズには及ぶべくもないとはいえ、アスリートのために培われた当時の技術が詰め込まれています。

実際にバレーボールで使う使わないはさておいて、こうした靴を愛で、昔日の東欧に思いを馳せるのも乙なものではありませんか。

オンラインストアはこちらです→ ホワイト×ブラック/ ブラック×ホワイト


いざ 進めや キッチン ~ Handwerker ASEEDONCLOUD/ HW cook shirt

お盆休みから帰って参りました。

さて、いよいよ8月も後半戦。
続々と届く秋の新作をどんどん紹介していきましょう。

もはや当店でも定番としての地位を確立したHandwerkerのシャツ、補充分や新柄、


そして今季限定モデルも登場しています。

活版印刷雑誌編集に続く「知り合いのためのワークウェア」シリーズ、2019AWは料理です。

料理教室studio SPOONを主宰し、さまざまなメディアでも活躍する人気料理家・坂田阿希子さんから意見を吸い上げて制作されました。

われわれがシェフの服としてまず想起するのはコックジャケット、コックコートと呼ばれる上着ですね。

しかし、これはともすれば厨房では暑い、ということで、すでに歴史に研磨され完成されているプロダクトであるジャケットの機能としてのディテールを活かして、HW collarless shirtをベースに、料理をしやすいシャツとしてデザインされました。

襟、前立て、カフスのそれぞれの端には少しだけ曲線を入れ、女性らしい柔和なまるみを引き出しています。

首に布が当たるのは料理をしているときに煩わしいため、襟は低く抑えられ、そして間に隙間を設けられています。

おなじみとなった紙タグは、料理に邪魔にならないよう背面側の脇に配置されました。

坂田さんが上の画像で着ているものがもともとのモデルで、ストレッチの入った白い生地で仕立てられているのですが、さすがに当店で扱うにはコック感が強かったため、ストライプのタイプライター版のみ仕入れました。

特別奇を衒わず、だれもが知る洋食を、適正な素材と適正な調理法で美味しく作る、そんな坂田さんの料理にも通じるシャツ。

これをさらに着る人によって美味しくしていただければ幸甚です。

オンラインストアはこちらです→
HW cook shirt ストライプ
HW basic shirt ホワイト/ ストライプ
HW collarless shirt ホワイト/ ストライプ


飾らないことばで なくせない心で ひとつになれる ~ EEL Products/ フラットシャツ

極限まで諸要素を削ぎ落し尽くすことで、意外な新しさが生まれました。

EEL Productsの新作フラットシャツは、いつもと異なるアプローチでデザインされたシャツです。

引きで撮影した写真からは、何がどう新しいのかは判りづらいかも知れません。

もう少し近づいてみましょうか。

そろそろお気づきの方も出てきましたかね。

では背面からも。

そう、このシャツにはヨークにあたるパーツがありません。

ヨークは、肩から背中にかけて配置される別布で、シャツの構造を立体的にし、可動域を広げる役割をもっています。

(画像はヒマワリシャツです)

前見頃から背中にかけて大きな一枚の布を用いて、ダーツでその役割と見た目上の再現を試みたのが、このフラットシャツの最大の特徴となります。

このひそやかなデザインワークが、普通のようで何か秘めたる意思を内包したような、静かで異質な佇まいを生み出しています。

是非一度お手に取って、じっくりとご覧ください。

オンラインストアはこちらです→ ホワイト/ サックス/ ベージュ


メディア掲載のお報せ ~ NIKKEI STYLEにて店主登場しています

NIKKEI STYLEにて、またまたえらそうに喋らせていただきました。

大人のサンダルスタイル ふらっとお出かけにレザー -NIKKEI STYLE

今回はサンダルについて。

『プロのコーデ』コーナーなのに、コーディネイトなんてそんな考えなくていいんじゃないかと前提をひっくり返すような話をしています。

ちなみに、NIKKEIさんに掲載されるときは段取りとしてこちらで校正・校閲ができないため、内容に一切のコントロールができません。
たとえばインタビュー中「おしゃれ」という言葉は使っていないはずですが、記事をよりわかりやすくするため言い回しが変わっていたりします。
それでも一番問題になるであろう骨格の部分はそのまま残していただけました。

ライターさん、編集者さんの懐の深さとご英断に、心より感謝致します。

店主着用のものも含め、紹介した商品はこちら→
ISHMM/ AD:lib
TRIOP/ TERRA ARMY
handwerker ASEEDONCLOUD/ HW basic shirt
MASTER&Co.×Euphonica/ コットンリネンウェザークロスパンツ

前回のNIKKEI登場記事はこちら