再来週に開催されるEuphonic LOVEにつきましては想像以上に多くのお客様からご期待いただいているようで、身の引き締まる思いです。
Olde Homesteaderファンの熱量、そしてまだ全貌を見せぬItheへの期待度の高さが窺えます。
そんなIthe、有難いことに初回入荷分は完売、そのタイミングで新商品がやって参りました。
80年代にフランスで作られた古着のグランパシャツをトレースしたプルオーバーシャツです。
グランパシャツ(Grand papa shirt)はゆったりした着丈の長いプルオーバーシャツの俗称で、もともとは欧州の農夫が部屋着として着ていたものでした。
その野暮ったくもノスタルジックな佇まいから、いつしか「おじいさんのシャツ」と呼ばれるようになったとか。
しかしそれもItheの手にかかれば、たちまちソリッドな洗練された一着に生まれ変わります。
リネンの乾いた質感、清涼感は維持しつつ、ラフになりすぎないギリギリのバランスで構成された素材で、ほどよいハリがあり、そして洗いこむとふわりとした表情とともに柔らかく成熟していきます。
元ネタとなった古着に縫い付けられていたブランドタグなどもシャツの共生地で再現、
前身頃に対しはるかに長い後ろ身頃も、ベースとなった古着のままだそうです。
この、コピー?レプリカ?と思わせながらまったく別物に仕上げてくる技量、小憎いばかりではありませんか。
ハワイの誇るカメハメハ・ガーメント・カンパニー製のアロハシャツが、濃紺のビスコース生地に置き換えられることでがらりと変貌しました。
南国の海の匂いはどこへやら。
適度な厚みと深い艶、とろんとした肌触りが、その品質の高さを物語ります。
繊細なようで手洗い可能なのもうれしいですね。
先ほどのグランパシャツ同様、カメハメハのタグもシャツ共生地で表現され、
この元ネタとなったシャツと較べていただくと、その同一性と並存する差異が見て取れるはずです。
こうした元ネタ比較も楽しめるEuphonic LOVEに臨み、是非在庫のある今のうちに予習がてら店頭にてお試しください。
きっと、何かしらの発見があるはずですよ。
オンラインストアはこちらです→ No.06-GS-F-CF(グランパシャツ)/ No.21-KMS(アロハシャツ)