本の色彩をゴチャゴチャに積みあげて、一度この檸檬で試してみたら ~ niuhans werkstatt/ Pigskin Suede Book Cover

本屋さんで文庫本を買うときの愉しみのひとつとして、お店ごとに趣向を凝らしたブックカバーをいただくことを挙げる方は少なくありますまい。

わが横浜ですと、有隣堂が代表格でしょうか。

とはいえ、包装削減のさけばれる昨今のご時勢、毎度ブックカバーをつけてもらうことにためらいを感じる方もいらっしゃることでしょう。

しかし世の中には、別段はばかられるような内容ではないのに、なぜだかたとえば電車の中などで表紙を剥き出しにすることに躊躇してしまう本もございます。

niuhansの新ライン、niuhans werkstatt(ニュアンス ウェルクシュタット)から届いたブックカバーなら、そんな毎日の読書生活がより楽しくなるに違いありません。

ドイツ語で「工房」を意味する”werkstatt”の名を掲げるだけあって、これらの品は工場生産ではなく、アトリエ内にてデザイナー濱田さんの手で一点ずつ作られます。
素材も均一性より個々の特性を重視し、結果としてどこか素朴で温もりのある、しかしニュアンスならではの清潔感に溢れた、ユニークな提案となりました。

このブックカバーに用いられているのは、国産のピッグスキンスウェード。

しっとりと肌に吸い付くような質感と穏やかな色目が、なんとも魅力的です。

オリジナルの箱に収められていますので、ちょっとした贈り物にもよいのではないでしょうか。

なお、たとえば岩波文庫といった標準サイズ(A6/ 高さ148mm)の文庫本がぴったり収まる大きさに作られているため、若干背丈のある中公文庫や早川文庫などには対応していません。
この点はご注意ください。

現在店頭のみにて販売しております。
価格は各5,000円+消費税です。


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