ヴィンテージウォッチフェア続報・ベルトについて

6/4からのヴィンテージウォッチフェア、開催まであと約2週間となりました。

今回はベルトに関してのお話をば。

腕時計は当然のことながら腕に巻くものですから、本体だけでは成立しません。
ベルトと組みあわせ、そして腕に巻き、装いの一部としてその真価を発揮します。

ですから、つい本体に較べ後回しで考えがちな部分でありながら、決して軽んじることはできない存在です。

イベントにて販売する時計は、基本的にはベルト込みの価格となります。

が、せっかくの一本ですし、これぞと惚れたベルトにしたいというのもごく自然な感情かと思われます。

そこで、セイコーの時計と合わせるベルトについては、素材ごとに価格を設定し、¥5,500(価格は以降すべて税込)のベルトまでは時計の定価の範囲内でお好きなものをお選びいただき、それ以上の価格のものは価格から¥5,500を引いた分をアップチャージとしてご提供致します。

基本となるのはラムのスムースレザー。
適度な厚みと柔らかさ、もちっとした肉感を備えています。
こちらは一組¥4,400ですので、時計の価格は変わりません。

そして基本その2、リザード。
ラムレザーよりもちょっとアダルトな印象で、それもまたよいものですね。
¥5,280です。

米国ホーウィンレザー社製のオイルドレザー、クロムエクセル。
たっぷりと油分を含み、独特の風合いで愛好者の多い革です。
ブーツなどではお馴染みですが、店主、時計のベルトでは初めて見ました。
一組¥11,440となります。

そのしなやかな柔らかさと高い耐久性ゆえ、かつてサッカーシューズによく用いられたカンガルーレザー。
使い込むと皴が多く入り、面白い風合いになります。
¥11,440。

先述のリザード然り、ともすれば悪趣味に陥りがちな爬虫類革も、なぜか時計のベルトに使うと上品に仕上がります。
フランスのベルトメーカーのデッドストックであるワニ革。
革の腑がくっきりと綺麗に出る小型のアリゲーターのみを使用しています。
ワニ革ベルトは近年高騰著しく、最近では相場が3〜4万程になってきたようなのですが、今回は¥20,900でご提供します。

オーストリッチ(ダチョウ)も爬虫類同様、妖しさと不思議な魅力を備えた革です。
こちらは ¥12,100。

イベント期間中はどのベルトも単品でもお買い求めいただけまして、その場合は先に挙げた金額(¥5,500を引かず)となります。
時計とベルト一式に加え、その日の気分や装いに合わせ付け替えるもよし、すでにお持ちの時計のベルトにしてもよし、いろいろと可能性が拡がりますね。

ちなみに、そのベルトの付け替えは、通常バネ棒外しという道具が必要です。
慣れればそんなに難しい話ではないのですが、これを買ったり作業したりが面倒という方もいらっしゃるでしょう。

しかし世の中にはアビエ加工(ワンタッチ加工)という、道具の要らない仕様も存在します。

『ウチムラ』の内村太郎さんが在店される6/4と5の2日に限り、ベルトの変更を店頭で承ることができ、またすべてのベルトをこのアビエ加工に改造することが可能です(無料です)。
ご希望の方は是非この日に合わせてお越しください。

時計と同じく、ここで挙げた素材、色がすべてではありません。
当日をどうぞお楽しみに!

イベントについての詳細はこちら→
ヴィンテージウォッチフェア開催のおしらせ


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