手のひらを太陽に すかしてみれば ~ KIMURA/ narrowing cardigan LENO

いやちょっといくら何でも急激に暑くなりすぎです。

もうこれ梅雨は明けたと言ってもいいのでは。

熱中症が心配だからマスクを外せ、運動は控えろ(去年真夏にオリンピックしてませんでした?)、でも節電してエアコンは設定温度を上げろ、言うことに従えばポイントをやろう、というお上のムチャクチャなお達しには唖然とするほかありませんが、きっとテレビでもそのポイントがお得だとか、或いはこの機に原発また動かしましょう、とかそんなのを無批判にダラダラと垂れ流すのは容易に想像がつきます。

ますます頭に血が上りそうなので、服の話をしましょう。

あまりに炎天下だと、却って長袖のほうが陽射しを遮るぶん涼しく感じたりすることもあります。
ですが、当然ながらその長袖も何でもいいというわけにはいきません。

肌離れがよく、しっかりと風を通し、もっといえば着脱しやすければなおよい…

おや、まさにそんな一着がここにありますね。


KIMURAといえばのnarrowing cardigan、いままでいろいろな素材で提案されてきましたが、今回は真夏を想定したレノクロスです。

鹿の子編みのような質感ですが、こちらは織り物。

レノクロスは搦み織り生地の総称で、とくに網状に見えるものをこう呼びます。
2本の経糸を緯糸に搦(絡)ませて織ることで、独特の隙間が生まれます。
この隙間が、穏やかな透け感と高い通気性をもたらしてくれるわけです。

また、からりとした手触りで、肌にべたべたと張りつきません。

つくりはコーデュロイやリネンと同じくゆったりしたパターンで、この生地の特性がさらに活かされています。

夏を見据えご覧になる方も多く、ご紹介を前に店頭やオンラインストアで巣立ち始めてしまっています。
この春夏のnarrowing cardiganの入荷はこれが最後となりますので、ご検討中の方はお早めにどうぞ。

オンラインストアはこちらです


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