ほぼちょうど一年前、KIMURA初のコートとして登場したBelgian Linen/Egyptian Cotton_Coat。
服の完成度は言うまでもなく、当店のみの展開だったこともあり、お客様からの反響はそれはもうたいへんなもので、シャツブランドとして長く活動してきたブランドの歴史にとっても重要な転換点でした。
そんな傑作が、生地を変えて再び登場。
初代は生地名を商品名としていましたが、今回からは形状をもとにして、bib pocket coatと改名しています。
もちろん二代目の生地もKIMURAクオリティ。
コットンリネンのムラ糸を用いた平織生地は、同じインディゴでもデニムとはまた違う風合いが愉しめます。
なお、インディゴの経糸は、薬剤の使用を抑え、生産工程で二酸化炭素の排出を軽減したエコロジカルな手法で染められているそうです。
着込んで生地の風合いが変わっていったときも美しい調和を見せてくれそうです。
コートには珍しく台襟を設けている襟に、シャツとともに歩み続けたKIMURAの歴史が反映されています。
一般的な内袋つきのポケットでもなく、いってしまえば一種のパッチポケットではあるのですが、そのパーツ自体で前身頃のほとんどが占められ、なおかつポケットが上下で分割されることで左右2つずつの計4つになるという、文章で説明すると何が何やらな構造となっています。
このように、ぱっと見はそこまで変わった服ではないようで、実はたっぷりKIMURAフレーバーなコートなのでした。
不思議なことに、今回もこの型は当店だけの展開だそうです。
気になる方はお早めにどうぞ!
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