ポロシャツが「スタンダード」な存在だったのも今は昔。
平成生まれの世代(なお、2025年は平成換算で37年にあたります)だと、学校を出てから一度も袖を通したことがない、ビジネスカジュアルは別として私服では着ない、なんて方も珍しくありません。
しかしだからこそ、「ポロシャツとはこうあるべき」という定義や文脈をいったん抜きにして自由に選びやすい頃合いと言えます。
かといっていきなり大胆な変化球というのも飛躍したチョイスでしょう。
となれば、おなじみcomm.arch.が選択肢として存在感を増してきます。
ポロシャツといえばスポーティーな鹿の子素材が一般的であるところ、こちらはコムアーチらしくギザコットンを用いた品の佳いハイゲージニット。
天竺編みではなく肉感豊かなスムース編みにすることで、ハイゲージ特有の華奢な薄さを抑えたニットポロとなりました。
裾のリブの両脇にはスリットが入り、フィット感を保ちながらもリブによって服が上がりすぎるのを防ぎます。
また、通常ポロシャツには台襟がないのですが、襟の下部を剛性の強い編み方に切り替えることでその役割を果たしています。
これによって、襟が首に沿い、よりドレッシーな印象になるだけでなく、上にジャケットなどを羽織ったときに襟が埋没しづらくなりました。
毎度のことながら、一見デザインらしいデザインはされていないようで、実に丁寧な仕事の施された服です。
横浜もついに梅雨入りして、いよいよ本格的に半袖の季節となりました。
ポロシャツをふだんお召しにならない方も、もちろんポロシャツ愛好家の方も、是非一度お試しあれ。
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