連休中日の雨天というものは通常なら悪態のひとつでもつきたくなるものですが、さすがに連日の日照り続きからの久しぶりの雨、おまけに気温も少し落ち着いてくれるとなると、話は別です。

それにしても早いもので、8月ももう中旬になりました。
世間ではお盆やら何やらで帰省されたり旅行に出かけたりしている方も多いご様子。
(ちなみに当店はお盆期間も平常通り営業します)
お盆を過ぎれば、いよいよ仄かに秋の気配が漂いはじめるころです。
近年は9月10月も気温が高く、夏が終わらないなんて声もあるようですが、いえいえそれでも漸う日は短くなり、夜にはこおろぎが鳴きはじめ、木の葉も彩りが薄れ、少しずつ散り始めていきます。
本格的な秋支度とまではいかぬまでも、そろそろ晩夏から初秋を見据えはじめてもいいのではないでしょうか。
シャツとしても、ちょっとした薄手の羽織ものとしても重宝し、暖かすぎずとも季節感は出せる…たとえばK.ITOの定番ラグランスリーブシャツを。
人気の高いウールツイルは新色ネイビーが仲間入り。
そして細畝コーデュロイも新たに加わりました。
もう何度もご紹介しているモデルですので、仕様については手短に説明しますと、
外套と同じような構造、縫製のラグランスリーブが体型をほぼ問わず快適な着心地を生み、

背面の中央に設けられた大胆なプリーツが、ストレートなボックスシルエットを崩すことなく肩甲骨の動きに対応する、

さながら建築のようなストラクチュアルなデザインが実にK.ITOらしいシャツです。
前述の通りシャツとしてはもちろん、Tシャツやタンクトップの上にばさっと羽織っても収まりがよく、シャツジャケットならぬジャケットシャツとでも形容できそうです。
2023年から継続的に展開してきた上等なウールツイルは言うに及ばず、コーデュロイにも唸らされます。

一見するとコーデュロイというよりベルベッティーン(別珍)と見紛うほど畝が細く、微細な起毛が艶やかな陰影を描きます。
シャツ用に織られた薄手の生地で、とても柔らかく、畝の細さもあってコーデュロイと聞いてイメージするようなホッコリした温かな雰囲気はあまり感じられません。
8月は少々厳しいにしても、9月に入りもう少し涼しくなれば、目にも肌にも違和感なくお召しいただけるはずです。
連日の猛暑の反動か、もう夏のことは考えたくないというお客様も少しずつ増えてきていまして、そうした方々からはさっそく店頭でたいへんご好評いただいており、色によってはすでにサイズ欠けも起きています。
メーカー在庫をほぼ持たないブランドでもありますので、気になる方はどうぞお早めに。








