何の変哲もない愛の歌をうたおう ~ Post Production/ Norm

さて、本日より通常営業に戻りました。

ここ数日ちょっといろいろありまして、普通の日常の有難さをあらためて認識させられているところです。

蓋し「普通」は「普通ではない」ものの対比に過ぎず、必ずしも「つまらない」とか「取るに足りない」を意味しません。
しかしその価値は「普通」ゆえになかなか気づけないものなのかも知れないですね。

それは何も人生論に限らず、靴にしても同様です。

 

Post Produtionの初期からの定番モデルNorm、その名の通りブランドの基準点を目指した、まさに「普通」たらんとする靴ですが、ずいぶんと久しぶりの入荷となりました。

久しぶりすぎて、木型も変わっています。

もともとは鋭角的な、エッジの立ったシルエットでしたが、2024SSからはMonk srtrapと同じPP11C木型を採用。

シルットはやや柔らかい円みを帯び、甲は高く、全体的に厚みが増しました。

踵のカップも大きくなっています。

ですので、足の比較的がっしりした人にお薦めです。

ソールの仕様も変わりました。

以前は歩行性を重視し前足部にハーフラバーが貼られていたところを、ラバーなしのレザーソールにすることですっきりとドレッシーに。

軽く屈曲性に優れたマッケイ製法で縫合され、

ソールの縫い目の出ないヒドゥンチャネルで仕上げられています。

ヒールは一般的な靴よりもやや高めの2.5cm。

こうしてひとつひとつ解説していると「普通」ではないようにも感じてしまいますが、しかし全体をとらえるとたしかに普遍性を備え、ブランドの基準点として相応しい靴と言えます。

ディテールの蘊蓄だけでは掴みきれないデザインの本質がここにありますね。

オンラインストアはこちらです

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