ドアをノックするのは誰だ? ~ mando/ ウールアルパカ ダッフルコート

ダッフルコートに関しては、皆様いろいろと言葉をお持ちでしょう。

定番。アイビー。トラッド。スクール。ミリタリー。マリン、なんて表現もできますね。

当然ながら、そのルーツやファッションとして普及してきた経緯、あるいは個人的な思い出などを前提として語られることが多くなるわけですが、敢えてそこから一歩離れてみることで、その普遍的魅力をさらに引き出せるかも知れません。


「本格的なデザイン」「本格的な生地」「本格的なつくり」…歴史や背景を深く理解し、「本格」が何たるかを知りぬいたうえで、「必ずしも本質はそこじゃないんだよ」と言わんばかりにさらりと換骨奪胎してしまう、その妙技。

ダッフルと言えばメルトンかヘリンボーンですが、ウールとアルパカをベースに補強のナイロンを加えた毛足の長い生地を採用。

肉厚で暖かく、そしてその軽さにはっとさせられます。

ダッフルコートらしからぬ複雑な色調のグリーンも佳いですね。
ちなみに、この一色のみしか仕入れていないのではなく、この一色のみの提案でした。
mandoならではの外連味です。

表側より少し明るい裏面が、視覚的にも軽やかさを生み出しています。

この緑色に馴染む素木の淡い色。

トグルだけでなく、ボタンも統一されています。

こまやかに編みこまれた紐が、この素朴な調和に艶やかさを添えます。

こうしたアレンジにまったく厭らしさを感じさせないのは、このブランドの根底にある気品ゆえでしょう。

襟元にも一工夫。
大ぶりのスナップボタンが並び、チンストラップを外しても前立てをしっかりと締めることができます。

ファッションとしてはもちろん、本格的な真冬の防寒着としてもしっかりと考えられたデザインです。

立体的で角の取れたパターンワークは、身に纏ったときにトラディショナルなダッフルコートのような「大きい」印象を薄め、不思議なほどに優美なシルエットを描きます。

これは是非一度実際にお確かめいただきたいところ。

気候や社会の変化で全体的な需要が薄れつつあるものの、それでもコートは冬服の王者です。

最高の一着は、冬の悦びそのものとなります。

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