昨年9月のポップアップイベントも記憶に新しいATOZ。
新作サンプルとしてそこでお披露目したUCM JACKETが商品として完成し、当店の店頭にも並んでいます。
Urban City Mackinawの名の通り、森林での作業用ジャケットとして開発されたダブルマッキノー(マッキーノ)ジャケットを、現代の都市生活にあわせATOZ流に再構築した一着です。
ダブルマッキノーといえばの二重構造のヨークは、軽やかで運動性を損ねない一枚仕立てに。

曲線をつけて、機能的ながら武骨な4つの収納用ポケットに柔らかな印象を付与しました。
くわえて、左脇には手が自然に収まる位置に玉縁ポケットを設けています。

ヴィンテージの匂いを仄めかせながらも、野暮ったい教条主義、原理主義に陥らないバランス感が見事です。
こうしたデザインの魅力のみならず、ATOZの特徴としてイベントでも鮮烈な印象を残したのが、生地。
その名もFAKE WOOLといいます。
18世紀ヨーロッパでは、寒さを凌ぐために農民たちはリネンの生地を起毛させ、疑似ウールとして用いていたそうです。
その智慧を借り、いまや高級素材となったリネンで、現代の技術を使い新たな価値をもったものに生まれ変わらせてしまいました。

表面の温もりある質感と裏面のリネンらしくさっぱりとした質感のギャップも面白く、

着るほどにとろみを増し、体に馴染んでいきます。
FAKEと嘯いてはいますが、いえいえこれもまた本物と称するに相応しい生地でしょう。
まだほんの少し先の話ながら、仄かに春めいてくるころあたりから、きっと本領を発揮するはずですよ。
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