菜種梅雨に促されて、仲町台の町並みも淡い緑色に塗り替えられてきました。

「月様、雨が」「春雨じゃ、濡れて参ろう」
などと月形半平太を引用するまでもなく、こうしてあまり冷たくない雨を浴びると、ああ冬は終わったんだな、と安堵しますね。
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ここではないどこかの話ですが、冬の終わりを告げる長雨が上がったあと、「花風商(かふうしょう)」と呼ばれる若き商人たちが訪れ、春市場を開くそうです。
彼らはさまざまな土地を巡り、花や種、貝殻など、旅を通して得た新しい「春」や「夏」を風船車に乗せて運び、これから春や夏を迎える町で商いを行います。

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そんな花風商のひとり、「春」の商人が着用しているのが、このKochi jakcet。
雨風から中に入れた商品などを守るためポケットに大ぶりのフラップが被さっている、ユニークなバランスのデザインです。

超細番手(100双)糸を経緯に使用した、品の佳い光沢、なめらかな肌触りが持ち味のウェザークロスで仕立てられています。
なお、一見すると2つボタンのようですが実は3つボタンとしても着ることができ、その場合の最上段のボタンはラペル裏にひっそりと隠されています。

あまりにひっそりとしすぎていて、刻まれた「HOLD FIRST(最初に留めてね)」の言葉がいつまでも気づかれず孤独な叫びのままになってしまうのではないかと、ちょっと心配になりました。
ちなみに、ラペルをすべて閉じて詰め襟のように着用することも可能です。
第一印象はちょっとクールでも、知れば知るほどチャーミングな面が顕わになる、ASEEDONCLOUDならではの一着ですね。
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