言うまでもなく、常夏の島の服であるアロハシャツは、日本では真夏にこそ真価を発揮します。
しかし、あの肩肘張らないリラックス感だけは夏限定にしておくには惜しいところ。
漸う忍び寄る晩夏、そして秋を見据えてもなお、アロハシャツのエッセンスを引っ張れないものでしょうか。
そんな無茶なテーマに応えたのが、Itheの新作No.65-95-IOです。
カメハメハ・ガーメント・カンパニー製のアロハシャツをIthe流に再構築したNo.21-KMS、それをさらにリアレンジしたNo.21-65-IO、それをこのたび長袖に変更、と、アレンジにアレンジを重ねて生まれました。
襟周りやポケットの位置など、全体的に重心が低く、ゆえにここまで都会的に改変してもなおアロハシャツ特有のリラックスした雰囲気が残っています。

一方でしっとりとした高密度のコットンの生地は、アロハシャツらしからぬソリッドな雰囲気。
夏の盛りというよりやはりもう少し気温の落ち着いた時期にこそ着たくなる質感です。

長袖は一般的なつくりながら、やや大きいボタンを採用することで緊張感を削ぎ、ふつうのようでふつうではない、独特のバランス感に着地させました。

シャツとしてのみならず、軽いシャツジャケットのような用途にも適しています。
まだしっかりとした秋の上着なんて着られないよ、という時期の羽織りにちょうどよさそうですね。
この優れた使い勝手は、さすがItheです。
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