本日より.URUKUST & FLANGE plywoodのポップアップイベントが始まりました。
ちょうど東京横浜独逸学園ではオクトーバーフェストが行われており、
まさに仲町台DAYです。
是非併せて遊びにお越しください!
本日より.URUKUST & FLANGE plywoodのポップアップイベントが始まりました。
ちょうど東京横浜独逸学園ではオクトーバーフェストが行われており、
まさに仲町台DAYです。
是非併せて遊びにお越しください!
風吹けば葉が舞い散り、ふと仰ぎ見やれば店の前の街路樹が少し肌蹴てきていました。
気温にしても、おそらく春であれば冬からの体感で暖かく感じるのでしょうが、
晩夏からの流れだとまるで異なるのが不思議ですね、
俄に指先の冷えを覚えて、温もり恋しくなってしまいます。
9月の入荷時は何だねまだこれは暑かろうという反応が大半だったこのセーターを
手に取る方がじわじわと増えてきたのも宜なる哉。
ニットといえばのknitchyから、ふわりとしたシャギードッグセーターの登場です。
モヘア混でもとより毛足の長い質感の素材を、
植物の実で引っ掻くという伝統的な手法でさらに毛羽立てて、
見ても触れても暖かさの伝わるような仕上がりとなっています。
2色とシンプルな色遣いのフェアアイル柄は、
冬の温もりを感じさせつつも野暮ったくはありません。
肝心の着心地にしても、ホールガーメント(無縫製)で丸胴に編み上げることにより
きっと目に映るすべてのことがメッセージと錯覚するほどのやさしさに包まれます。
どこをとってもさすがニット専門ブランドです。
微に入り細を穿つそのデザインとつくりは、必ずや着用された方を唸らせることでしょう。
オンラインストアはこちら→ チャコール×ネイビー/ ホワイト×グリーン/ ボルドー×グレー
僭越ながら、STYLER MAGにて当店単独インタビュー記事が掲載されました。
こちらに限らず各メディアの方々すべてにですが、
こんな今年開店したばかりの超弱小店を取り上げていただいて、恐悦至極です。
有難うございます!
テーマは「町の洋品店」
“仲町台”という町に合う洋服をセレクトする Euphonica(ユーフォニカ)
日本の靴下生産の技術は世界トップクラスと謳われていますが、
イタリアならでは、トルコならでは、などと
各生産国で特徴が比較的はっきりしているのも靴下の面白さです。
アメリカもまた、靴下生産に於いては高いレベルを誇り、
名立たるソックスブランドを多く輩出しています。
その多くが生産拠点をアジアに移さず、今もなお自国内で製造を続けているという事実が、
産地としての強さを物語りますね。
創業1935年のアトランタ・ホウズィリー・カンパニーも、
家族経営でアメリカ生産を貫く靴下会社です。
その看板ブランドTWO FEET AHEADが当店の秋冬を彩るべくやって参りました。
白いチューブソックス人気がここ数年男女ともに続いていますが、
この時期になると履きたくなる茶色い革の靴との相性は決して好いとは云えません。
そこで頼りになるのが、フェアアイル柄であったり、こんなミックスソックスです。
ミックスソックスといえばアメリカのWIGWAM社のものが有名で、
ゴリッとした質感、2年は余裕で履けるというその耐久性で高い評価を得ていますが、
TWO FEET AHEADは同じミックスソックスでありながら
それとは異なるベクトルでものづくりを行っています。
外見上の特徴としてはネップ使いがまず挙げられます。
それもこれ見よがしでなく控えめに入れられた何色ものネップが、
なんとも優しい表情を生み出します。
履き心地もまた柔らかで、それほどフィット感は強くないながら
すぐにずり落ちるということもない、絶妙な緩さが魅力です。
その性質上サイズもあまり厳密なものではなく、23.5cm程度から27cm程度まで
幅広いサイズに対応しています。
緩いといえば靴下の帯のデザインがものによってバラバラで、
アメリカ製ならではの適当さが微笑ましいですね。
個人的にはクラシックな茶色い帯が好きですが、
本家のサイトを見ると白地の現代風(でもセンスはイマイチ)なデザインで
進めていきたいようです。
いずれにしても靴下自体はまったく変わりませんので、大した問題ではありませんが。
そんな愛すべきTWO FEET AHEAD、当店ではブラック、ブラウン、クランベリーの3色をご用意しました。
どれもサンダースやブランドストーンとの相性抜群です!
オンラインストアはこちら
港北経済新聞さんにて、
今週末の.URUKUSTワークショップ&ポップアップイベントの記事を掲載していただきました。
いつも有難うございます!
http://kohoku.keizai.biz/headline/1568/
なんだか妙に暑い日が続きましたが、また秋らしくなり、
秋冬衣料を扱う身として一喜一憂しています。
さて先日、デザイン、品質、価格のバランスに優れ春夏もご好評いただいた
ベルギーのBASISBROEKから秋の新作が3型届いています。
まずは春夏もコットンシルク素材で展開していたSENNEが、
ウール/ポリエステルで再登場しました。
春夏モデルはほぼ完売した、人気のモデルです。
ドローコードが内側に出ているため見た目上のイージーパンツ感が薄く、
深めの股上、自然なテーパードライン、9分丈の形状は
非常に汎用性が高く便利です。
サイズ1~3(S~L相当)までご用意していましたが、早くもサイズ3は完売しています。
さらりとした質感の生地を使用した軽快なSENNEと対照的に、
どっしりとした紡毛素材を使用したものが新型CELLESとBELLYです。
2プリーツフロントでゆったりしたCELLES、
見た目はどこかクラシカルな雰囲気漂いつつも
往時のギャルソンやヨウジのクリエーションを想起する
モード感を併せ持つワイドパンツながら、
SENNE同様内側にドローコードを潜ませた隠れイージーパンツです。
裾丈は9分丈程度、ぽってりとした短靴や白いスニーカーなどと相性が好さそうですね。
もう一方のBELLYはBASISBROEKらしからぬ股上浅めの細身シルエットで
かつ非イージーパンツ仕様、一般的なスラックスに近い形です。
丈感もややクロップト気味、といったところでしょうか。
ただ、裾にゴムが仕込まれていて、こういうところを見ると
やはりBASISはBASISだなと安心します。
ところで、本稿執筆にあたって
オンラインストア上でBELLYのブラックのメイン写真が
CELLESのそれになっていたことに気づきました…
すぐ修正しましたが、今まで失礼致しました。
さらに余談ですが、
当店のオンラインストアでの紹介分をコピペして
ウェブショップで使用しているお店を発見し、
まあそれ自体は別に構わないのですが、
今回の写真のミスまで参照してしまったのか
BELLYがワイドパンツ扱いにされているようです。
他所のお店様まで混乱させてしまったようで、何だか申し訳なく思います。
どちらもフェルトのような質感に穿き心地もチクチクしそう…と思われるかも知れませんが、
キュプラのようなさらりとした裏地が腿部分に張られていますのでご安心ください。
全モデル、まだサイズ1と2なら選びたい放題です。
今のうちに是非お手に取ってそれぞれの特徴を比べていただければと思います。
オンラインストアはこちら→
SENNE ブラック/ グレー/ ネイビー
CELLES ブラック/ グレー
BELLY ブラック/ グレー
嵐の後の夏日に戸惑っています。
ともあれ武蔵小金井の黒き白峰blancから秋の新作が届きました。
当店ではパンツのみ展開していましたが、
今回はスモック型のプルオーパーです。
レディスであるにも拘らず同業の男性からの評価が高いパンツは
メンズのMに相当するほど大きなサイジングで、
これを女性がだぷっと着るという提案のものでしたが、
今回のスモックは通常のレディースサイズとなっています。
ざっくりとしたウールベースの生地の素朴さと、
直線的なボックスシルエットが何ともとぼけた味わいの一着です。
袖付けがやや特殊で、ドルマンスリーブ状になっています。
これにより伸縮しない生地ながら着脱が容易になり、また動きやすさも両立しました。
背面にはファスナーが配されていますが、
これがUNIVERSAL銘であることに言及せずにはいられません。
UNIVERSALは元々アメリカのファスナーメーカーでした。
’80年代にリーバイスのボタン取り付け機の導入をYKKと争い、勝利したものの
なんとその直後YKKに会社ごと吸収され、現在はYKKの一ブランドとなっています。
アメリカらしい、武骨で男性的な形状が特徴であり魅力です。
その骨太なルックスからあまり女性用衣料には用いられないのですが、
スモックという存在自体が可愛い服に
突然こんな要素をすっと入れてくるのがblancのものづくりの
ユニークな部分のひとつです。
ちなみに、同ブランドで当店取扱い商材では、
ウエストポイントのワイドパンツにもこのUNIVERSALが使用されています。
blancのアイテムは、どのアイテムにしても細かく探すと何か出てきますね。
どれも一瞥した時に感じる純朴な雰囲気に騙されてはなりません。
実に油断ならないブランドです。
オンラインストアはこちら→ キャメル/ チャコールグレー
当店水曜定休ですが、お店勤めの方など、水曜日しかお休みをとれない方=ご来店不可能な方が
思っていた以上に多いため、実験的に10月は無休にて営業致します。
展示会等の都合で営業時間に変更が発生する場合、FBとTwitterにてお知らせ致しますので、
この機会に是非ご来店ください。
店主、本質的に重度のファンタジーオタクにつき
無条件にローブというものは大好物なわけですが、
それを別にしても今季はニットにしても外套にしてもローブ形状のものが豊作で、
当店にも続々と良品が入荷中です。
以前にHERVIER PRODUCTIONSのものをご紹介しましたが、
そんな男性的なものとは異なる方向性の女性用がHonneteから登場です。
洗いをかけたベルベッティーン(コットンベルベット/別珍)素材は、
荘厳な存在感を放ちつつも日常に溶け込める親しみやすさを備えています。
ボタン等で前を閉めるのではなく、付属のリボンベルトを腰に巻いたり、
或は同じく付属しているピンで前を留めるなど、
気分やスタイルに応じて様々な着方が可能です。
肩を落とした緩いシルエットの形状ですが、
袖丈は短めにできており、魔法使いのコスプレにはなりません。
また、裏地は生成の布帛が用いられ、袋縫いで表地と合わせられていますので、
袖を捲るとシルエットに変化が付くだけでなく、色によって視覚的な軽快さも生まれます。
1サイズ展開ですが、身長、体型や着方で様々な表情を見せていきます。
まずは店頭にてお試しのうえ、ご自身とのシナジーをお確かめいただければと思っています。
オンラインストアはこちら→ ブラック/ コーヒー/ ネイビー/ ペトロール
中秋の名月、綺麗でしたね。
すっかり横浜は金木犀の香り漂う時期になりました。
幼いころは公衆トイレの臭いのようで嫌だったのですが、
いつしか「キンモクセイの香り」の芳香剤はすっかり市場から姿を消し、
今ではそんな不快な聯想からも解放されて、ただ秋の訪れを味わうのみです。
なにも公衆トイレの話から始めることはなかろうと
ブランド側から怒られるかも知れませんが、他意はありません。
金木犀の花が咲く、即ち本格的に秋が近づいているということです。
もう朝晩はすっかり涼しくなり、時折肌寒さすら覚えます。
快晴の日でさえ昼の陽射しも勢いは失われ、憂いているような力弱さに変わってきました。
秋冬ものの衣類を見ても、暑苦しいなとは感じなくなってきています。
そのタイミングでチャーミングな品が届きました。
EELの1stコレクションで発表されたジャケットをリデザインした、
その名もE-earlジャケットです。
「EEL」はEasy Earl Lifeの略称ですので、そのブランド名を冠しているということになります。
基本構造はテーラードジャケットとはいえ、
EELらしさの凝縮されたデザインの一枚です。
アルパカ混のふわりとした毛足の長い素材は、軽さと暖かさを両立するだけでなく、
どこか懐かしい、古ぼけた雰囲気が漂います。
襟はテーラードカラーを立てたような構造ですが、
実質的にはスタンドカラーです。
前立てやポケットは曲線的で、丸みを帯びたシルエットと相まって
やわらかな印象を与えます。
20世紀初頭のヨーロッパ古着のような、ヨーゼフ・ボイスの名作『フェルトスーツ』のような、
でもそのどれとも違う、不思議な魅力のあるジャケットです。
防寒とか実用面だけで選ぶ服もあっていいと思いますが、
それだけでなく心を温めるような服も大切です。
これから服が楽しくなる季節。
秋のお伴に、一枚如何でしょうか。
オンラインストアはこちら→ ブラック/ グレー