何もかも まるでなかったように シャツを着る ~ Olde Homesteader

春のORDER BORDERで同時開催したOlde Homesteader新作アンダーシャツ受注会。

お陰様でこちらもたいへん好評でした(ちなみに、上の画像左端で背中を向けている髭の男性がブランドディレクターの福原さんです)。

そのときオーダーいただいた分に加え、多少の店頭在庫がようやく到着しております。

3種類ありますので、順を追って紹介させていただきます。

まずはリブ編みのヘンリーネック。

スウェーデン軍のアンダーシャツで且つて採用されていた生地をOlde Homesteader流に再構築したもので、もちろんオリジナルを遥かに超えたクオリティを誇ります。

伸縮性に優れているのは無論のこと、保温性と通気性のバランスがよく、季節を問わずご着用いただけます。

およそ100年前に廃業したアメリカの洋品店から持ち出されたまま誰の手にも渡ることなく保管されていた肌着のディテールから着想し、前立ては本体と異なる生地を用いています。

このシャツ全体の枯れたような茶色もまた、その肌着に由来しているそうです。

お次は同型のヘンリーネックですが、素材を変えて。

なめらかでもっちりした質感が特徴的なインターロック(両面編み=表裏同じ編み目の生地)で仕立てられています。

最後はインターロックのクルーネック。

きゅっとしまった広めのリブが何ともクラシカルな風貌を引き立てます。
なお、このリブは前述の二型とも同じ仕様となっています。

また、これも全型共通ですが脇にガセットが設けられ、開放的な着心地と高い運動性を生み出しています。

特にこのクルーネックは、男性用の肌着としてのみならず女性がご自身のTシャツとしてお買い求めになるケースが多く、可能性の広がりを感じます。

なお、すべて一点ずつオリジナルの紙箱に収められています。
この特別感…!

どこをとっても肌着としての領分を超え、徹底的に過剰に突き詰められ生み出された、まさに狂気の産物と言っていいでしょう。

すでにOlde Homesteaderのトランクスをお持ちの方ももちろんそうでない方も、是非この優しき異常性をお試しいただきたいところです。


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