10月中旬らしくぐっと気温が下がった曇天模様の土曜日。
行楽には向かないまでも出かけるのに心地好いこんな日は、秋物衣料を探しに行くのに最適ではないでしょうか。
このブルゾンなんて、まさに今着たい一枚です。
まずは何と言っても、どことなく安土桃山時代を思わせるジャカードの柄が目を惹きます。
柄だけ見ると難易度が高そうですが、実はこの落ち着いた色目と柄の細かさゆえに、そしてすっきりしたシルエットも相まって、驚くほどすんなり装いに馴染んでくれます。
しかしながら、このブルゾンの特徴はここだけではありません。
全面に押し出された、シャンパンゴールドに近いサンドベージュのサテンに息を飲みます。
表面のジャカード側では抑制された色調として印象に残る紫色が、ここでは華やかな一面を覗かせてきました。
ただ、背中などにいわゆるスーベニアジャケット(スカジャン)のような刺繍などは入っていませんので、ワルの風体にはならず、大人の服としてのバランスは保たれています。
決して万人向けではないものの、生粋の服好きの方であれば気になってしまう、そして袖を通せば表面のインパクトに隠されたその本質に気づく、そんな通好みのブルゾンです。
まずは一度お試しを。
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