溜め息の後の インディゴ・ブルーの果て ~ HAVERSACK/ ライトデニムワークジャケット

わが県もご多分に漏れず現実的な補償の話などほぼないまま週末ハ外出ヲ自粛セヨとのお達しが下されるも、その声が民に届いていないのか無視されているのか、なんだかんだで天下の往来人繁し、だからといって多くのお客様が当店にいらっしゃるかといえば、いえいえまったくそんなことはございません。

かく言う当店にしたって自粛しようにも生活の糧を得ねばなりませんので通常営業しているわけですが、マ、結果的に自粛しているようなものです。

こんな曖昧な日々が続く昨今、それでも有難いことにご来店されるお客さまのなかで、少なくない方々から熱い視線を集めているジャケットがこちら。

デニムのワークジャケット、その二つの要素が絡み合う属性はGジャンでないにしたって良くも悪くも無骨で粗野な味わいが特徴と言えます。
ところが一体これはどうしたことか、すっきりと洗練された雅味に満ちているのだから油断なりません。

流麗な曲線を描くラペルが目を惹きますが、この返しを無視してボタンを上まで留め襟を立て、チンストラップを装着することでスタンドカラーのジャケットにも様変わりします。

両胸両脇に設けられたベロウズポケット。
マチが設けられ収容力に優れています。

ポケットの角など要所要所に入れられた閂止めステッチの糸は敢えて白色が用いられ、実用面のみならず、清涼なアクセントにもなりました。

意匠の話が続いてしまいましたが、なだらかな肩の傾斜の美しさ、腕に沿う袖、身に纏うことで改めてさすがハバーサックと唸らされます。

裏面の丁寧な仕事ぶりもまた、このブランドの強さ。
目の肥えた服好きも納得です。

薄手の生地ですから、春に限らず夏の冷房除けであったり夕涼みの羽織ものとしても有用でしょう。

どうしても気の塞ぐ先行き不安な時代だからこそ、服を通して少しでも楽しい未来を想起する、それは決して無駄ではなく大切な自衛策だと確信を新たにする今日この頃です。

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