陰惨な雨に寒気が続き、一時期は店内もまさかの暖房出動と相成りましたが、ようやくそれも落ち着き、久方ぶりの五月晴れとなりました。
これでまた心置きなく春夏らしい衣服を紹介できます。
毎シーズン少しずつ進化しながらリリースされているafter darkの定番シャツ”Stockholm”、今季はその半袖モデルが登場しました。
基本的にどちらも同じ仕様となっています。
ボタンは旧いワークシャツに使われているような、雰囲気のある茶色の猫目です。
こうしたシャツでは珍しく、ハンドポケット付きとなっています。
裏の見えない部分のロックステッチ下糸には、赤い縫製糸が用いられています。
江戸川乱歩『赤い部屋』やポオの『赤き死の仮面』、ダリオ・アルジェント『サスペリアPART2(原題 “Profondo Rosso”=深紅)』といったダークなイメージ、そしてそれらと相反する生命、縁といった陽の性質を併せもったこの色は、ブランドのアイデンティティカラーとして設立時から大切にされてきました。
なお、シャンブレーのものだとこの部分の端には生地の耳が出るようになっています。
どちらも等しく爽やかな印象で、且つそれぞれの佳さがあり、甲乙つけがたい出来栄えです。
これから迎える暑さに備え、是非両方ともお試しください。
オンラインストアはこちらです→ ブルーストライプ / ブルーシャンブレー