この秋冬をもって20シーズン目に突入するASEEDONCLOUD。
そんな節目ということで、今季のテーマ”雲上花(モガミバナ)”は原点を見つめ直し、デザイナー玉井さんが我孫子幼稚園時代に描きブランド名の由来となった絵本『くもにのったたね(A SEED ON CLOUD)』その後となっています。
『くもにのったたね』をおさらいしますと、たねのぼうやが色々な動物たちに助けられながら旅をして、
紆余曲折を経て辿り着いた雲の上から見た美しい場所、そこに降り立つたくさんの花が咲き乱れていて、ぼうやも冒険で得た経験を糧に綺麗な花を咲かせる…という、幼稚園児離れした作品です。
その続編”雲上花”は、空から降ってきた種が美しい花を咲かせたことが人口に膾炙したところから始まります。
花の評判によって欲望が喚起されたのか、いつしか雲の上で花(雲上花)を人為的に咲かせようとする職人が次々と現れるようになりました。
当然それは簡単なことではなく、挑戦者は次々と失敗していきます。
こうして皆が諦めていったそんななか、一人の少年ひと組の双子(設定変更されました)がみごと咲かせることに成功しました。
彼らはたねのぼうやと同じく世界中を旅してまわり、さまざまな人と会い、知恵を授かり積み重ねた経験を糧に花を育てたわけです。
旅先で出会ったそうした人々への感謝の気持ちを忘れなかった二人は、毎年雲上花が咲くとお礼として彼らの家へ花を落としているとか…
そんな物語の余韻に浸りつつ、定番の靴下の新色を見ていきましょう。
今季の配色は、
(最上段の色が色名となります)
7~9色の糸を用いて軍足の工場で作られており、見た目以上ののびやかでやさしい穿き心地に驚かされます。
当店ではなぜか男性に圧倒的な人気を誇るシリーズですが、もちろん女性用のサイズもご用意しています。
シーズンを重ねるごとにリピーターを増やし、あっという間にサイズや色が欠けてしまう靴下です。
梅雨が明け裸足の季節本番ではありますが、どうぞお早めに。
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