一昨日から開催中の<靴とYシャツと私>は災害直後であるにも拘わらずお陰様で多くのお客様にご来店いただいています。
とても有難いことです。
先日お伝えしましたように当初の予定から期間を延長し、今週末まで開催を継続致しますが、delightful toolの靴に関しては10/19(土)の12:00-19:00の間のみ受注可能ですので、どうぞお忘れなく。
holo shirts.は本日など平日も変わらず受注可能です。
19日と20日はディレクターの窪田さんが在店されますので、直接会って相談したい!という方は靴と同じく週末にお越しくださいませ。
引き続き皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
さて、昨日から急に気温が下がり、なにやら本格的に秋めいてまいりました。
通年活躍する靴、シャツはもとより、よりあたたかな衣料の出番はまさに今。
ほっかほかの防寒着とまでいかない、このくらいのコートが活躍します。
おなじみケスティンエアの名作ショップコートが、マイナーチェンジして横浜を温めにやってきました。
ハイランド地方とアイラ島の中間に位置するキャンベルタウンの名を冠した今季モデルは、ウィスキーカラーで染め上げられた春のモデルより着丈などが伸び、よりばさっとした大柄な印象となっています。
キャンベルタウンもまたかつてはスコッチウィスキーの一大生産地として知られましたが、さまざまな要因があって今ではすっかりその勢いも衰え、現在は3つの蒸留所を残すのみとなりました。
しかしその一方で彼の地で作り出されるお酒の、スコッチで一番と言われるほど塩気の強い(briny)風味は、ウィスキーファンには無視できないものだとか。
実に興味をそそられます。
やわらかく、しかしざらりとした風合いのこの生地からも、甘さと塩辛さの同居したキャンベルタウンモルトに通じるであろう複雑な滋味を感じます。
着用時の生地の落ち方やほどよいゆとりから生み出される美しいドレープなども、単品で見てもなかなか判らないところですが、実際袖を通してみればフムとご納得されるはず。
それこそholo shirts.のシャツにdelightful toolの靴を合わせたくなるような、絶妙な匙加減のコートです。
是非店頭にて、イベントをお楽しみいただくとともにお試しください。
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