ホワイトカラーの勤め人たるものだれもがスーツで働くのが当然、という時代は過ぎ去ろうとしています。
一方でスーツ本来の魅力であったり、上下揃いの服ならではの凛とした美しさの評価は、若い方を中心に上がってきているような気もしますね。
またふだんスーツをお召しにならなくとも、イベントなどでそれなりにきちんとした装いを求められるシーンも少なくないようで、当店でもセットアップをお探しの方が年々増えてまいりました。
そこで使いやすい色となるとネイビーやグレーがまず候補に挙がるところでしょうが、この季節ならではの茶色い起毛生地も、またいいものです。
この肩の力の抜けたジャケットとパンツは、コットンモールスキンのような風合いと自然な伸縮性を兼ね備えた、CURLYオリジナルのエクストラバルキーモールスキンジャージーで仕立てられています。
高温で約1.5 倍に膨らむ糸を二重編みで編み立て、そのうえで高温で染色することで糸を膨らませハリを持たせているとのこと。
カットソー専業ブランドならではの技術が光ります。
ジャケットはブレザーをベースとした、三つボタン段返りのオーソドックスなデザイン。
前振りの袖や本切羽(袖口のボタンが開く仕様)の袖口など、これもテーラードジャケットの要素を取り入れながらも、やはり最終的にはCURLYらしく日常的な服へとまとめあげています。
パンツは、細身の多かったCURLYにしては太め。
ほどよくゆとりのあるテーパードシルエットが、直線的なジャケットから自然に繋がります。
すでに店頭では気にされる方がちらほら見え、現段階(11/1時点)ではジャケット、パンツともにサイズ2を残すのみとなりました。
今月から霜月、秋も本番を迎えるにあたり、是非ご検討を。
オンラインストアはこちらです→ BLEECKER JACKET/ BLEECKER TROUSERS