さわって 変わって ~ niuhans/ Heavyweight Canvas Linen Atelier Jacket

その素朴な印象はまず触れた瞬間に揺らぎ、袖を通せば完全に覆ります。

どれをとっても目立った意匠がないためつい見過ごしてしまいそうになりますが、一度着てしまうと中毒のように強烈な魅了の魔法にかけられてしまうのが、niuhansの服です。

この肉厚なリネンキャンバスで仕立てられたカバーオールタイプのワークジャケットもまた然り。

画像だけだと粗野な質感を想像されるかも知れません。

いえいえ一度撫でてみてください。

潤いがあり、抵抗なくなめらかに滑るその肌触りに、きっと驚かれることでしょう。

この生地はフランスの生地メーカー、Safilin(サフィラン)社の手によるもの。

フランドル地方に位置しリス川が流れるアルマンティエールは水に恵まれ(もともとは百合の群生する沼地だったとか)、中世よりリネンの産地として知られていたほど紡績が盛んな地です。
サフィランは今を遡ること240年の1778年、このアルマンティエールの町でサーモン家によって設立されました。
歴史を辿ると、草創期にはルイ16世の庇護を受け、またナポレオンからも軍需用リネンの注文を請け負っていたようです。
現在は同じくリネンの産地として名高いポーランドを生産拠点とし、常に新しいリネンの開発に挑戦し続けています。

長く培った技術、感覚は世界最高峰と謳われ、多くのリネン愛好家を虜にしています。

なんて冗長な説明はなくとも、そのしっとりとした適度な重み、やわらかな生地の動きが生み出す絶妙な着心地が、それ以上に語ってくれるはずです。

もちろんこのジャケットの魅力は生地のみにあらず。

表層的には骨太なワーク調のデザインでありながら、

身に纏ってはじめて現れる、柔和で気品に満ちた穏やかなその佇まい。
思わず声が漏れてしまうほどです。

これだからniuhansは油断なりません。

いろいろな方にお試しいただきたく、サイズも2から最大サイズである4までご用意しました。
とはいえすでに一部欠品が出ていますので、気になる方はどうぞお早めに。

オンラインストアはこちら→ ブラック/ エクリュ


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