ソフィアの夜明け ~ Ithe/ No.55-Bg

表を歩いていると、ふと漂ってくる金木犀の香り。
もう秋は始まったとみてよいでしょう。

相変わらず途切れることなく新作が各ブランドから続々と届いており、店内も秋一色に染め上がりました。

そろそろ羽織ものが欲しい時期、けれどあまりに暖かいものはまだ早い。
そんな曖昧な時期ですから、巷ではときに「着るものに困る」とまで言われますが、暑すぎず寒すぎずで、本来は服が愉しくなってくる季節です。

それでも困るものは困る、と仰るならば、こうした軽快かつ軽快すぎない一着があればきっと重宝します。


「日常の制服」Ithe。

その新作であるNo.55-Bgは、Itheにしてはちょっと癖のあるデザインが面白いジャケットです。

デザインの元になったのは、1950~60年代にかけてブルガリア軍で用いられていたスリーピングシャツ。要はパジャマの”上”ですね。

元ネタは、さまざまなタイプのストライプ生地が用いられることが多く、それはそれで特徴のひとつではあるものの、ここを敢えてほんの少し厚みのあるコットンの生地に変換することで、シャツからジャケットへと役割を移しています。

ポケットはサンプリングソースのままであるにも拘わらず、生地とサイズバランスが違うだけで、いわゆるカバーオール調に見えてくるから不思議なものです。

すでにお気づきかと思われますが、前立てにはボタンがなく、代わりに紐を結んで留めるようになっています。

紐をほどいた状態も、これはこれでなかなかユニークな雰囲気です。

この紐のインパクトゆえに、単体で見るとやや難しそうな印象を受ける方も、なかにはいらっしゃいます。
でもご安心ください、着てみると想像以上にすっと馴染みます。

織りの密度が高いため、比較的風を通しにくく、中に着るものを調節することで比較的温暖な時期から初冬まで(そして春も)対応してくれるはずですよ。

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