雨は手のひらにいっぱい  ~ beta post/ handle packable blouson

サーバ移転にまつわるアレコレで、弊ブログでの商品紹介はずいぶんと久しぶりとなってしまいました。

いつしか6月に入り、梅雨の気配が色濃く感じられます。

梅雨は単に降水量が多いというより曇天雨天が多く、降ったり降らなかったりとちょっとお天気が読みづらい時期です。
5月に較べ湿度は高いものの気温はやや落ち着く傾向にありますし、夏に至る道の小休止的なイメージで服を選んだ方がよいでしょう。

空がぐずつきがちだとレインウェアが頼もしいとはいえ、たとえばゴアテックスのハードシェルなどはオーバースペックなだけでなく、暑すぎます。

保温性より涼しさが欲しい、天気の急変に対応できるよういつも持ち歩いていたい、となると、薄手でコンパクトにまとまるタイプが便利です。
たとえばbeta postのこのアノラックのように。



薄く軽く強度の高いリップストップナイロンの生地は、撥水性のみならず防風性も高く、雨天時以外にも使いやすそうです。

さて、ここまで簡単に説明してきて、一部の方は「おや?」と疑念を抱かれたかと思います。

beta postにしてはおとなしすぎる。
これで終わるような正統派のブランドではないはず。

そう感じたならご明察、まだこれは序章に過ぎません。

胴の両脇にはジップで調節可能なメッシュのベンチレーションが設けられており、蒸し暑い日に湿気を逃がしてくれます。

この右側(着用者から見て)のメッシュ部分をよく見てみると、小さなカラビナが二つ付属しているのに気づくことでしょう。

このカラビナがついている側をひっくり返しすと袋状になり、アノラック自体を収納することができます。

はい、収まりました。

…ずいぶんと縦長ですね。バナナのようです。

さてここに取り出したるは、レジ袋のような一品。

色や質感をご覧になればお判りのように、アノラックと同素材でできていまして、こちらも最初から付属しています。

アノラックと同じく薄くて強靭ですから、エコバッグ的に日頃から携帯できるのですが、ここに先ほどのバナナ状の物体を装着してみると

驚くことに、ショルダーバッグに様変わり。

そう、このアノラックはハンドルにすることが可能というわけです。

ふと思いついてもまず製品化しない、それを実際に商品として出してしまう。
この大胆なアイディアと行動力こそbeta postの真骨頂と言えます。

便利かどうかはひとまず置いておきましょう。

ただ、雨上がりの夕暮れ時にちょっと荷物が増えてしまったときなど、あたたかい可笑しみとを伴って役に立ってくれる日が来るかも知れませんよ。

オンラインストアはこちらです→ ブラック/ グレー


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