お陰様で週末の香川でのイベントも無事閉幕し、緑茂る仲町台に帰ってまいりました。
香川はおろか四国自体初めての来訪で、飛行機でなく新幹線とローカル線を乗り継いで行ったのですが、未踏の土地に行くのは移動だけでも愉しいものです。
新幹線で岡山駅へ、そこからはマリンライナーに乗って瀬戸大橋を渡り、高松駅からJR四国の高徳線で目的地である三本松駅に向かいます。
新幹線~マリンライナーはPASMOを使い、途中からICカード非対応となる高徳線はJR四国専用乗車アプリ「しこくスマートえきちゃん」で乗車しました。
マリンライナーから見た瀬戸内海の景色も素晴らしかったのですが、この高徳線がまたさらに旅情を誘います。
そう、この車両は電車でなく汽車(気動車)なんですね。
ですので、自動車のようなモーター音や排気ガスの匂いがしたりして、これがまた胸躍ります。
三本松駅からイベント会場であるUNWASTEDさんは徒歩1~2分程度の距離です。
実はこの日サングローブさんの工場にてhandson gripの生産現場を見学させていただきまして、まさにそこでは当店でも追加オーダーしているFam+のパーツを縫っていたりしていたのですが、その様子は秋ごろに改めて。
その後、駅前の素敵なイタリアンレストランにてワインでさらに英気を養います。
明けて当日。
昂奮もあってずいぶんと早く目が覚めてしまったので、散歩に出ることにしました。
能褒野(現在の三重県)で斃れ、白鳥になったヤマトタケルノミコトがこの地に舞い降りたとの伝承が残る白鳥神社。
いわゆる「映え」度が高く、エンターテインメント性に富んだポップな神社でした。
「うどんは朝がうまい」
ということで、サングローブを率いる内海兄弟とともに地元の人が太鼓判を押すお店でいよいよ本場のうどんをば。
うどんは言うまでもなく、朝獲れたイカや讃岐のアスパラガスの天麩羅がまた凄まじい美味で、イベントに向けてエネルギーが注入されます。
香川では扱っていない商品ばかりですし、そもそも当店の存在自体ほぼ認知されていないわけですが、たいへんうれしいことに多くの方からご好評賜り、忙しく時間が過ぎていきました。
この日は晩ウェイステッドも同時開催。
香川県内だけでなく徳島からも、精鋭の飲食店やアーティストたちが続々と集まってきます。
店内は店内でクラブ状態です。
翌朝、再び内海兄弟と前日とは別のお店でうどんエネルギーを注入し、
そうして気がつけば、イベント自体が終わる時間になっていました。
素材のみならず、酢飯や調理の技法も関東と異なるため、ただ美味しいだけでなく新たな発見の連続でした。
お世話になった内海家はじめサングローブの皆さんとは、この夜でお別れ。
翌朝は、せっかくなので行きとはちょっと違うルートで高松へ向かいます。
讃岐はかの平賀源内を輩出した地でもありますが、そんな源内にさえもうどんをドッキング。
あらためまして、UNWASTEDおよびサングローブの皆さん、そしてご来場いただきましたお客様方、素敵な時間をほんとうに有難うございました!
いつの日か再訪したいと思いますので、そのときもまた宜しくお願いします。