早いもので立春からもう一週経ちました。
時折ふっと緩みを見せつつも凛冽な冷気に身を切られるような日が続きますが、
漸う伸びる日照時間や昼の陽の光の強さは、
穏やかにですが一歩ずつ次の季節に移りつつあることを仄めかしています。
まあそうは云っても寒いものは寒い、こればかりは仕方ありません。
実際2月は、1月に次いで気温が低い時期ですから。
則ち春物衣料の本格的な出番はもう暫し先の話になりそうです。
となると湧き起こる季節感をどう処理すべきなのかが悩みどころとなります。
ここはまず小物から変えるというのが身体的負担を考えると好い手かも知れません。
先日ご紹介の靴下などその一例ですが、こんな巻き物も如何でしょうか。
昨年の春もご好評いただいたGUILLAUMOND(ギヨモン)のストールです。
竹レーヨンとモダール(橅を原料とするレーヨン)の混紡素材で織られており、
さらりとした触感、優れた吸湿性を備えています。
そしてフランスの作り手ならではの気品ある透徹な多色グラデーションは、
まさに春そのものを具現化しているようです。
昨年もその色、柄、風合いの佳さにして驚きのお値段だったのですが、
嬉しいことにさらにお買い求めやすくなりました。
今季は5種類の柄展開です。
どれも何色と端的に云い表せないものばかり。
是非店頭にて実物をご覧いただき、ご自身にとってベストな色柄をお選びください。