きょうは清々しく過ごしやすい小春日和ですが、店の前の街路樹も色づきながら漸う散りはじめ、いよいよ冬が目前に迫ってきました。
ニットやジャケットの稼働率は増すばかり、そして暖かな外套がその本格的な出番を迎えつつあります。
とはいえまだダウンなどの極厚防寒着というのも大袈裟に見えるのが正直なところ、実用面の問題はクリアしつつも自然体で冬の装いを楽しめるコートがあればベストです。
その一つの解答としてRICEMANが素敵な新作を送り込んできました。
1950年代に米軍で採用されていたPARKA SHELL M-1951(モッズコートの異名でも知られています)をベースにながらも、過剰なディテールを排除し現代日本の街着として再構築した一枚です。
目が詰まった厚手のコットンモールスキンは控えめな光沢感、しっかりとしたハリのある剛性感を備え、それがコート全体を凛としたものにしています。
襟回りはオリジナルよりもややゆったりと開いた仕様となっており、フードから首元にかけてショールカラーの如く流れるようにラインを描きます。
デザイナーの「邪魔である」という意向により、ドローコード類はすべて垂れないように工夫されています。
ボタンはリアルホーンを削ったもので、プラスチックでは生み出せない艶やかな質感が何とも魅力です。
キルティングの長袖ライナーは袖口がリブ仕様で、冷気の浸入を許しません。
またこのライナーは、嬉しいことにボタンで取り外しが可能です。
そのため、気候に応じてここを調整することで秋口から春まで長い期間着用することができます。
冬もこれからなのに春の話なんて、と思われるかも知れませんが、夜桜の時期なんて結構寒いものです。
かといってダウンジャケットなどでは季節感がなさすぎますので、こんなコートがあれば間違いなく重宝することでしょう。
現在オンラインストアのアクセスも多く、検討されているお客様が目立ちます。
各サイズ一枚ずつの在庫ですので、気になる方はお早めに。
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