Euphonica blog – 高慢と偏見

言うまでもなくなかなか安定しない秋のお天気、気が滅入るその大きな理由の一つが、一秒ごとに身を削る冷たい雨の憂鬱でしょう。

暖かく、雨風からしっかり身を守ってくれる、それでいて軽快な上着があればいいのにな、そんな要望は少なくありません。

さて、そんな声に期待以上に応えてくれるアウターが入荷しました。

当店では初めてのご紹介となりますが、意外なことに撥水性の高いアイテムも得意なCURLY。

その技術を活かしたソフトシェルジャケットです。

高密度に編まれたポリエステルニットを表地に、

薄く軽く暖かなサーモライトフリースを裏地に採用、

両者の間に薄い防水透湿フィルムを挟むことで、アウトドアギア級の性能を実現しました。

具体的には、耐水圧15,000mm。
これは一般的な折り畳み傘の約30倍です。
そして、日常生活での発汗量の約12倍である透湿度 15,000g/m²/24hも備えています。

それだけなら良くも悪くもアウトドアギアじゃん、なのですが、そこはCURLY、機能的な要素は何ひとつ犠牲にせず、あくまで街着として用いることを前提にした絶妙なデザインとなっています。

その圧倒的な総合力につき、実はご紹介前に店頭で次々と巣立ってしまい、10/25時点でこのベージュのサイズ1を残すのみとなってしまいました。

気になる方は是非ともお早めにどうぞ。

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秋が深まるにつれ、羽織りものやニットなどが気になる方が増えてきているようです。

それはもちろん自然なことではありますが、下半身の衣替えもお忘れなく。

CURLYから届いた新作CRUST EZ TROUSERSは、ふわっと温かな風合いだけでなく、見どころの多いパンツです。

素材はウールの織物のようで、実は高密度のポリエステルニット素材。

保温性が高く、軽く、のびやか。

ポリエステルですから家庭での洗濯は勿論可能で、毛玉もできにくいようです。

そして、何と撥水性まで兼ね備えており、陰鬱な冷たい雨も少しは穏やかな気持ちになれます。

この素材の特性を活かしたイージーパンツになっていますが、気楽であるという部分には振り過ぎないよう計算されています。

ウェストのドローコードは内向き。

コードが外に垂れませんので、シャツやニットの裾を出して腰回りを隠せばあまりイージーパンツ然として見えません。

ヒップポケットにはスナップボタン。

一方でイージーパンツらしさを感じるのが股下のガセットクロッチ。

これにより180度開脚が可能となりました。

そこまで脚を広げないよ…という方も、単に動きやすい構造と御認識いただければ幸いです。

パンツ自体はすっきりとしたテーパードタイプで、太くはなく、かといって細すぎもない、実に程よくスマートなシルエットが高い汎用性を生み出しています。

スポーティーな装いのみならず、上品な合わせにも対応し、秋冬を通して重宝することでしょう。

どこをとっても、CURLYらしさがぎゅっと詰まった一本です。

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