蘇える金狼 ~ HAVERSACKの復刻ジャケット受注開始のおしらせ

唐突な見出し画像に、いくら最近涼しいと言っても貴様それはないだろうと思われたかも知れません。

しかしこれにはわけがございます。
少々お付き合い願えますでしょうか。

思い返せば2017年の秋、大反響を賜ったジャケットがありました。
2色ともに瞬く間に売り切れ、メーカーから海外輸出用の在庫を譲り受けて補充したもののそれもすぐ完売。

その後も毎年秋になると、あのジャケットは復活しないのか、同じようなものはないのか、と、当時を知るお客様方からご要望をいただいていました。

そこで、先日展示会に出たとき駄目元で相談してみたところ、ひょっとすると生地が若干残っているかも知れないとのこと。

まさかの回答に涎をぬるぬると垂らしながら復活可能かどうか詳細確認をお願いした結果、めでたくも同じものが蘇ることとなりました。

そのジャケットが、こちらです。

迫力ある生地は、極限まで打ち込み密度を高めて織られたツイード。

糸は英国内で紡績されており、じっくり時間をかけて水にくぐらせることで羊毛の本来備えている脂分を閉じ込めています。

この脂分と打ち込み密度により、特別な加工を施さずとも汚れや水をある程度弾く生地が織りあがりました。

いまどきなかなか見ないほど重く、硬く、ごわつく生地ですが、そのぶん耐久性や防寒性は抜群。
タフな相棒として、長く愛用できることは間違いありません。

この重厚な生地と好対照なのが、軽快な構造です。

肩パッド等は省略されたうえ綿素材の裏地は背抜きに留められ、

袖口はボタンのない筒状となっています。

このライトなつくりとHAVERSACKならではの立体的な仕立てが合わさり、驚くほど軽く、心地好い着心地を生み出しています。

さて、これほどまでに魅力的なジャケットではありますが、前述の通り残反を使用するため、生産できる数には限りがあります。

ご紹介したサンプルのカーキ(という名のミックスブラウン)、それと前回ご紹介する間もなく一瞬で巣立ってしまったチャコール。

両色ともに、限定4着ずつのみです。

本日4/12から店頭にて受注を開始し、5/9(日)で締め切りとなります。
もちろん、その前でも規定枚数に届き次第オーダー終了しますので、ご了承ください。

価格は税込で58300円(代金は受注時にいただきます)、納期は9月前後を予定しています。

サイズ展開はS~L。
Mのサンプルが店頭にございますので、サイズ確認の目安にお使いください。

これから暖かくなる時期ではありますが、こんな機会はそうそうありません。

どうぞお見逃しなく!


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