悪天候続きで店内がずっと薄暗く、せっかく届いた商品の撮影ができない状態が続いていましたが、ようやく神様が清々しい青空とお日様の光をくれました。
というわけで久々のブログ更新です。
当店に並ぶスニーカーブランドのなかでも、最も取扱い歴が長いのがLUNGE。
開店初年度からのお付き合いですから、およそ7年です。
その間、寡黙なルックスゆえ何も変わっていないようでいて、意外と絶えず変化していくのを見てきました。
このたび2018年から定番として展開していたIntegerシリーズが廃番となり、Adagioの後継機種であるClassic Walkシリーズに一本化しました。
しかしただClassic Walkだけに絞られるのではなく、Integerの特徴であったソール構造のバリエーションが引き継がれています。
Classic Walkは安定性のある履き心地が持ち味で、Integerはクッション性に優れたCushionと反発性の高いReboundの2種類がありましたが、今季からは従来のClassicらしい安定感のあるソールを搭載した”S”、IntegerのReboundソールを搭載した”R”、そしてその中間の”N”(日本未展開)と、求める要素に応じてClassicの同一アッパーから選べるようになりました。
つまりは従来のClassic Walkの路線を踏襲したものになりますが、それでも細かい部分にマイナーチェンジが施されています。
ベンチレーションホールの役割を担っていた数多の切れ込みが排され、すっきりした面構えとなりました。
もともとこのマイクロファイバーのアッパーは形状安定性のみならず排湿性にも優れていますので、切れ込みは不要と判断し、耐久性を優先したのでしょう。
タンは目の大きなメッシュと細かいメッシュが重なった構造へ変更され、排湿性を損ねることなく耐久性が向上しています。
また、アキレス腱部分のカーブがタイトになり、またこの部分の剛性も増したようです。
これにより踵のホールド性能が飛躍的に高まりました。
店主が足を入れて個人的に一番の違いを感じたのが、実はここです。
Sソールの”S”は”Stability”のS。
EVA配合率の高いミッドソールは、全体的に沈みが少なく、歩行時のエネルギーロスが軽減されるうえに、土踏まず部分に硬めの素材を配することで、さらなる安定性を生み出しています。
アウトソールはInteger Walk Cushionに用いられていたものを踏襲し、ハーメルンに拠点を置くOK Gummiwerk社のソールブランドhexa4GRIPの”High-GRIP”を採用しました。
耐摩耗性に優れ、また泥や石が詰まりにくいため、舗装道路だけでなくオフロードにも対応、幅広いシチュエーションで高いグリップ性能を発揮してくれます。
LUNGEファンにはお馴染みのラテックス一体成型インソールFeetalityは健在です。
ごく少量ながら、スペアも再入荷しました。
(ロゴ印字のパターンや色などは生産時期によって変わりますので、ご了承ください)
なお、今回はメンズサイズにくわえ、同一仕様のレディースモデルであるClassic Walk Wをご用意しています。
まだ若干Integerの在庫も残っていますので(2022/4/22現在)、店頭にて履き較べていただくのも一興かも知れません。
極上の履き心地を求めるなら、是非一度お試しください。
オンラインストアはこちらです→
Classic Walk S リコリス(オールブラック)/ グレー×ライトグレー/ カリー(ターメリックイエロー)×ライトグレー
Classic Walk W リコリス(オールブラック)/ グレー×ライトグレー
Feetality