レザーサンダルの注目株として人気のBRUSCHETTA SHOESに、あらたな仲間が加わりました。
その名もMALHEUR。無理に日本語で表記するならば”マルール”とでも書きましょうか。
フランス語およびオランダ語では何と「不幸」「逆境」「災難」などを意味しますが、転じて「結果オーライ」的なニュアンスで用いられることもあるとかないとか。
そんな外連味溢れるネーミングはさておき、サンダル自体を見れば、定番のORLEANSとは似て非なる魅力を備えた一足です。
一番の違いは親指の扱い。
靴に近い構造のORLEANSとは異なり、トング(鼻緒)に近い役割のストラップに親指を通して固定します。
とはいえ、甲や踵でも足をサポートしますので、親指に負荷がかかって痛くなる、ということは起こりづらくなっています。
インソールとミッドソールでストラップを挟み込み、抜けを防ぐ構造もORLEANS同様に。
もっとも体重がかかる踵の真下にはクッション入りのスウェードが当てられました。
アウトソールは軽く柔らかく衝撃吸収性を備えた発泡ラバー。もちろん交換可能です。
ORLEANS一型だけで始まり、瞬く間に支持を得たブランドですから、新型への要求も期待も相当なものだったはずですが、しっかりと予想以上のものを作り上げてきました。
明日からしばらくは気温が上がって暑くなるようです、素足にサンダルもそろそろ選択肢としてよいのではないでしょうか。
オンラインストアはこちらです