2015年の創業時から、当店に於ける永世定番として長く愛され続けているBlundstoneのサイドゴアブーツ。
焦げ茶の#550と
同仕様で黒の#558が
この秋も補充されました。
両モデルは店主もずっと愛用していますが、7年も履き続ければさすがになかなかな風格を帯びてくるものです。
当店ではこの2モデルをずっと変わらず仕入れてきて、それは今後も変えるつもりはありません。
ただ、今季の新作は、いつもの品番だけでいいかと終わらせぬ求心力がありました。
こちらも仕様は同じでも色によって品番が変わりまして、錆びたような色調のヌバックが#2239、
黒のスムースレザーが#2240となります。
そこまで定番モデルと印象を大きく異にしていないものの、ブランドストーン「らしさ」とされる特長を、大いに強化したモデルです。
もともと雨に強いことに定評あるブランドストーンですが、実は「防水仕様」ではありません。
革の油分と構造上浸水しづらいソールの接着方法が水に耐えてくれるだけで、ゆえにメーカーとしても「防水」は謳ってきませんでした。
ところが今回採用された革は、ともに特殊な加工が施され、水深11cmの環境で4時間ものあいだ浸水を防ぎます。
実は水を弾く写真を撮ろうとしたものの、あまりに弾いてしまい、ブーツの見た目がまったく変わらないまま辺りがビチョビチョになったため断念しました。
ライニングは本革を採用していますので、吸排湿性は悪くなく、防水と言っても蒸れにくくなっています。
アッパーも驚異的ですが、ソールも驚異的です。
実はこのモデルのシリーズ名は”LUG BOOT”。
この溝の深いハードコアなソールが最大の売りです。
屈曲性、耐摩耗性、衝撃吸収性、耐滑性に優れ、さまざまな状況下で高いグリップ力を発揮します。
このハイスペックなソールに引けを取らないインソールにもご注目。
この”Confort Arch”は、ブランドストーンのラインナップのなかでもっともソフトでクッション性能に優れた中敷です。
抗菌性と通気性にも秀でており、洗濯が可能なのもうれしいですね。
前足部にXRDという独自の衝撃吸収材を搭載し、衝撃を最大90%まで吸収することができます。
なお、このXRDはブーツ本体の踵部分にも仕込まれています。
となると、どれだけの履き心地なのか想像も難しいほどですよね。
実際に端を通してみると、ふっかふかで雲の上を歩いているような感覚でした。
ワークブーツのはずなのに…。
#550と#558はサイズを揃えていますが、後者2型はまずはご紹介用にと、ごく少量の入荷となっています。
代理店在庫があればお取り寄せも可能ですので、まずは一度ご検討くださいませ。
