幸せであるように 心で祈ってる ~ ASEEDONCLOUD/ Seasonal socks

ただでさえ酷政続きでへとへとなのに、長引くコロナ禍、終わらぬ戦禍(対岸の火事でなく、我が国もアメリカ様に従って着々と軍事国家への道を再び歩みはじめているようですし)、地球規模の異常気象…と、なかなか明るい未来像を描けぬ状況です。

これでは人心の荒廃も宜なるかな、きっと今後さらに殺伐とした世の中になっていくのであろうと、惨状が目に浮かびます。

しかしだからといって諦念に溺れそんな事態を甘んじて受け入れるのもおかしな話で、そうならないために少しでも個々できることはしていきたいですね。

この閉塞しきった社会を憂い、ASEEDONCLOUDが今季コレクションのキーワードとして選んだのが「魔除け」。

魔除けの概念は、地域や人種、文化風習を問わず普遍的に存在すると云われています。

そして不思議なことに、魔除けとして用いられるものもまた世界中で共通した傾向がみられるそうです。

知らない世界、見えないもの、理解できないこと。
人の、そして社会の乱れはそうした不安の種から芽生え、肥大化していきます。

これだけ情報の溢れる現代に於いてもなお、たとえばコロナひとつにしたってさまざまな憶測やデマが錯綜していますから、情報の少ない時代には検証も難しく、不穏な空気はあっという間に蔓延していったと思われます。

魔除けというのは、人びとがそうした不安に抗うための有用な手段だったのでしょう。

今シーズンのコレクションの基となる物語は、そんな魔除けがひとつの重要な役割となるストーリーとなります。

が、そこまで引っ張ってみたものの、今回は物語については多くは触れません。

後日、その物語に関連した服が届きましたら、じっくりたっぷりと語っていきますね。

本日は「新しい季節がはじまるよ」と毎シーズンのはじめに届く靴下”seasonal socks”をご紹介します。

定番にして変わり続ける配色が我々を飽きさせない、多くの方に愛される名作です。

実はこの配色、先述のコレクションストーリーに基づき組み立てられていまして、この色から何となくでも物語の雰囲気を感じ取ることができます。

最上段の色が色名となりまして、今季は土っぽさの強いカーキ(ちなみに、khakiという色名自体が「埃」や「土埃」を意味するペルシャ語”khak”に由来します)、

よくみるとさまざまな色が細かく混ぜられているオフホワイト、

月光を聯想するペールイエロー、

闇夜のようなブラックと、

相変わらずどれも美しく、選ぶのに困ってしまいます。

どれも7~9色の糸を用いて軍足工場で編み立てられており、締めつけ感の薄い穏やかな穿き心地です。

秋冬モデルは初夏のそれに較べほんの若干厚手ではありますが、それでも季節の変わり目の中途半端な時期は無論のこと、夏も冬も年中を通して心地好さを味わえます。

男女ともに、とくに男性からの人気が高く、毎シーズン複数色(ときに全色)まとめ買いをされる方というのも珍しくありません。
それほど生活に欠かせなくなる、素晴らしい靴下です。

少なくとも今月いっぱいは尋常ならざる猛暑が続くそうで、秋の新作といってもまだ食指の動かない方は多そうですが、まずはこうした小物から気持ちを更新してみるのも乙なものではないでしょうか。

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