サウイフモノニ ワタシハナリタイ ~ beta post/ wool rain coat

昨晩から今朝にかけての嵐はなかなかのもので、強烈な低気圧と11月とは思えぬ湿った生温さに、体調を崩された方も多かったのではないでしょうか。

比較的雨が少ない秋冬ですが、やはりこうした急な天候の変化はないわけではありません。
冬が終わっても、こんどは春の嵐がやってきます。

梅雨や台風の時期に活躍するような薄手のレインウェアは、活躍する季節が季節だけに、防寒性は低めです。

秋や春先、何なら下に着るもの次第で冬にも使える、適度に保温性の高い雨具があれば、いやもっと言えば雨が降っていないときにも気負わず着られるものならば…
そう、雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ、そんな外套が。


夏ノ暑サニモマケヌは言い過ぎました。
が、それはともかく頼もしく、そしてbeta postならではの愉しさも忘れていないコートです。

まず何といっても驚きなのがこの生地。

レインウェアといえば当然化繊かと思いきや、なんとこれメリノウール100%です。

最先端の繊維ストレッチ技術Optimをもって、メリノウールの繊維を予張してから糸に紡ぎ、織ってから緯糸の延伸を解くことで糸が収縮、その結果織物構造が引き締まり、きわめて高密度の生地となります。

ウレタンコーティングなどは一切施されておらず、ただただその密度の高さによって優れた防水性と防風性を実現しました。

そのうえ、洗濯機での洗濯も可能です。

ウールがもともと備えている吸放湿性は損なわれていませんが、高密度ゆえ通気性は抑えられており、そのため気温が高いときも蒸れにくいよう背中にベンチレーションが設けられました。

この部分はフラップ+メッシュライニングの組み合わせです。

防水性と排湿性の調節は至るところに考慮されており、前立てはスナップ+ファスナーの二重仕立てに、

裾の脇はスナップボタンで開き具合を変えられる仕様となっています。

また、かなり丈の長いコートでありながら、持ち運びもしやすいよう工夫されていまして、右脇のファスナーを開けて内袋を引き出し

その中にコート自体をグイグイと入れると

さながらコンビニで陳列されているレインコートのパッケージのような感じに収まります。

大きさの目安として、B5サイズの本と並べてみました。

ぽっこちゃん、かわいいですね。

高い防風性は冬の冷気のシャットアウトにも効果的ですから、中に着こむもの次第では真冬にも対応してくれます。
レインコートとしてのみならず、もっといろいろと活用してみたくなる一着です。

オンラインストアはこちらです


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