当店では初年度から10年にわたり取扱い続けている数少ないブランドのひとつが、LUNGEです。
総じて地味なルックスの靴ばかりですが、その履き心地は圧倒的。
一度使ってしまうと体が忘れられなくなってしまうのは、ご愛用いただいている皆様ならご存知でしょう。
それほどに優れた技術力を持ちながら、いつまで経っても知る人ぞ知る存在止まりなのは、あくまで目の届く範囲での小規模なものづくりを貫いているから。
生き馬の目を抜く熾烈な競争が日進月歩の技術革新を呼ぶスポーツ用品業界に於いては、まずまず異端な存在と言えます。
そんなLUNGEも、LUNGEなりのペースで、絶えず新しいハイパフォーマンスシューズの研究開発に勤しんでいます。
そうして3年もの時間をかけて集中的に開発プロジェクトを進め、ようやく世に送り出したのが、今回ご紹介するVivo(ヴィーヴォ)です。
Vivoは、音楽用語としては速度記号のひとつで、「活発に」を意味します。
かつてモデル名を音楽用語で統一していたLUNGEが、原点に回帰したようなネーミングですね(個人的には、Classic Walkも旧名のAdagioに戻してほしいところではあります)。
当店ではしばらくウォーキングシューズばかりを仕入れてきましたが、Vivoはランニングシューズで、まさに「活発な」走行を愉しませてくれる一足です。
マイクロファイバーとメッシュのコンビ使いのアッパーは吸排湿性と通気性に優れ、軽さにも一役買っています。
独自に開発した素材は、軽く、豊かな衝撃吸収性と高い反発性を備えています。
踵まで、流れるような回転運動を促進するような形状になっており、弾むように、前へ、前へ、と、どんどん走らせてくれそうですね。
アウトソールは独立して底面全体をカバーするのではなく、耐摩耗性の高い素材がミッドソールの必要最低限のポイントに補強として配置されているような構造となっています。
これは近年のハイパフォーマンスランニングシューズに多く見られる傾向で、このViVoが最新の感覚に基づいた設計であることを物語ります。
LUNGEを語るうえで欠かせぬFeetalityインソールは当然このモデルでも搭載。
足裏に吸い付くようなフィット感、そして歩けば歩くほど(走れば走るほど)体感できる衝撃吸収性能が持ち味です。
と、いくら御託を並べても実際に履いてみないことにはなかなか伝わらないかも知れません。
是非、店頭にてLUNGEの現在進行形の本気を体感してみてください。
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Vivo Run N グレー×ホワイト