ひっそりとしたデビューから一貫して
横浜の片隅からしつこく推し続けているカルフのアリア、
お陰様で少しずつ認知度も高まってきております。
僭越ながら、この靴がどこかしらで評価されると
なんだか我が子が褒められているような晴れがましい気持ちになります。
自分が作ったわけでもないのに。
“Juniper(西洋杜松)”と名づけられたこの配色は、
オールスウェードながら春の息吹を感じさせる、
“カクタス(サボテン色?)”ベースの一足です。
踵のネイビーから急に切り替わる甲のサボテン色(ということにします)に
スパイスとして挿し込まれるオレンジの組み合わせ、そして白い砂のような爪先。
杜松の葉と果実(ジュニパーベリー=ジンの香りづけに使われます)の
イメージでしょうか。
今までリリースされた中で最も予測不可能な、
そしてスポーツを感じさせない色使いとなっています。
蓋しそもそも杜松と称しながらサボテン色というところも
こちらの想定の斜め上をいくチョイスです。
なお、今回より生産工場が変わり、
若干の価格上昇も伴いましたが一層品質が向上しました。
持って較べてみると若干剛性感が高まっているのが判ります。
まだアリアを手にされていない方も、すでにお持ちの方も、
どちらも満足させられる最高にカルフらしい出来栄えで上がってきました。
春に向けて是非一度ご検討ください。
オンラインストアはこちらです→ カクタス×ネイビー