それなりに寒暖の揺れはあれど、秋分の日も幾日か過ぎて名実ともにすっかり秋となりました。
秋といえば装いの季節。
気候や気分に合わせていろいろな服が楽しめます。
今はまだ少し暑いかも知れませんが、こんなコートもいよいよ出番間近ではないでしょうか。
ライスマンの新作コートは、肉厚の太畝コーデュロイが秋冬気分を駆り立てます。
秋口からさっと纏える一枚仕立てですがそもそも生地自体がどっしりと厚く、木枯らしが吹く時期に入ってもそう容易くは寒々しさなぞ感じさせません。
何といってもこの野暮ったいコーデュロイの質感が、クリーンなデザインに慣れた今の時代、なんだか新鮮に感じます。
作りとしてはゆったりとしたサイズ感にやや長めの袖で、比較的ルーズなのが特徴です。
背中には大きくプリーツが設けられているため、見た目以上に腕や肩が動かしやすくなっています。
ポケットにはダーツがとられてたっぷりとした容量、財布と携帯に鍵、それに少々の所持品くらいでしたら鞄は要りませんね。
裾脇は円くカットされ、ふっくらしたポケットと共にシンプルな中でも優しいニュアンスを生み出しました。
天然のナットが用いたボタンはプラスティックでは表現できない艶めきを湛え、コート全体の品格を底上げしています。
いつもの服の上にばさっと羽織ればこの秋の気分を高めてくれる、そんな一着です。
是非本格的な秋の訪れの前にお手元へ。
オンラインストアはこちらです→ キャメル/ オリーブ
2016/11/15追記:STYLER MAGにてスタイリング記事が掲載されました!
→”仲町台とコーデュロイ。ユーフォニカに聞く、旬なコーデュロイの着こなし方。”
(スタイリングの内訳についてはこちら)