6/24（金）と25（土）の2日間、
中目黒RENTAL SPACE RECORD（レンタルスペースレコルト）にて
全国のSTYLER参加店合同出品でフリーマーケット形式の特別セールが開催されます。
日頃お世話になっている当店も、
昨年春夏の商品と店主私物を出品させていただく運びとなりました
（今季商品は出ていません）。
ちなみにメンズセールを謳ったイベントではありますが
当店からは多少レディースアイテムもご用意しています。
なお、現地での販売はSTYLERのスタッフさんにお任せして
この2日間も当店は通常営業を行います。
中目黒から仲町台はだいたい45分くらいの距離ですので、
お時間に余裕があればハシゴしていただくのも一興かも知れませんよ。
詳細はこちらをご覧ください→
http://stylermag.link/2016/06/20/samplesale-895/
ここ数日空を覆っていた鉛色の湿り雲も散り、清々しい陽気が帰ってきました。
気温もぐっと上がって、いよいよ明日は横浜も30度に達する見込みとか。
さて皆様に於かれまして日本の夏といえば何を思い浮かべるのでしょう？
海、プール、山、夕涼みのお祭り、歯に沁みるかき氷などなど…
そのすべてがそれぞれにとっての正解なのは疑うまでもありませんが、
やはり花火という要素を選考から外すのはおかしな話です。
横浜では毎年6/2の開港記念日に開港祭があってそこでも打ち上げるため
一概に夏のイベントというわけでもないのですが、
主旨としてややこしくなるのでそれを除くと
近々で7/16、17に横浜スパークリングトワイライトがあり
8/2にはお馴染み神奈川新聞花火大会が行われます。
そんな横浜の夏の夜の思い出に相応しいのは、こんなシャツではないでしょうか。
EELのその名も花火シャツ、昨年も同名のシリーズを展開しましたが
今回はその半袖版の「花火シャツ”1/2″」となっています。
インドの手織り生地カディを用いて仕立てられたシャツで、
台襟を省いた開襟シャツのような襟元、
裾の直線的なカッティングが
夏のカジュアルとしてのどかな気持ちをかきたてます。
生地の質感、厚さは柄によって異なるものの、
どれも灼熱の国インドで織られただけあって高温多湿の中でも
べたつかず重苦しくはなりません。
ご覧の通り洒脱な色使いに野暮ったさのないシルエットですが、
お洒落にきりっと決めるというよりはショートパンツやサンダルなどに合わせて
日本の夏を気楽に過ごす、そんな着方がぴったりなシャツです。
数も欠けだしてきていますので、花火大会を待たず
お早めにお試しください。
オンラインストアはこちらです→
イエローマドラス/ ブルーストライプ/ ブルーシャンブレー
昨日のように急に気温が下がる日はあるにせよ、
夏の訪れに近づくにつれ漸う蒸し暑さを増してきました。
また、これまた昨日の話ですがじとじと雨に辟易する時期でもあります
（余談ですが、きょうも晴れると言われていたわりにすっきり晴れませんね）。
アウトドアギア万歳。
現代のテクノロジーを味方につければ、気温の変化も天候の変化も恐るるべからず。
先日のSTYLER MAGではalk phenixのバランス感について語らせていただきましたが、
機能性ではこちらのブランドも忘れるわけにいきません。
お馴染みモンテインの定番ショートパンツ”Terra Alpine Shorts”をご紹介します。
耐久性に優れた4方向ストレッチ素材”GRANITE STRETCH”を本体に採用した
穿き心地の好い万能ショーツです。
ヒップや股部分など当然のように立体的な裁断が用いられ、
素材の長所をより高次元に引き出しています。
腰部分両サイドと左腿に設けられた各ポケットはファスナー開閉式で、
激しい運動時に中身が脱落するのを防ぎます。
ポケット裏はメッシュですので、ベンチレーションとしても機能するところが
また憎いですね。
モンテインらしくすっきしたシルエット、上品な配色ですので
山のみならず市街地でも問題なくご使用いただけます。
その場合はアウトドア色の薄いものと合わせると好いでしょう。
オンラインストアはこちらです→ シャドウ/ アンタークティックブルー/ トープ
じっとりと梅雨らしい日が続く中
今時期に嬉しい服としてはMONTANEであったり、
先日STYLER MAGにて好き勝手述べさせていただいた
alk phenixだったりするわけですが、
きょうのようにふと雲が切れて青空がすっと抜けると
眩い陽射しに誘われついその先に訪れる季節へ気が向いてしまうものです。
当店のような零細極小商店でも
夏を夏らしく演出できる服はそれなりの種類を揃え、
当然どれもこれもお勧めではあります。
しかしながらこれほどまでに
突き抜けてナツ！なシャツは他に見当たらないのではないでしょうか。
当店では今季から新しく取り扱うことになった
スコットランド発KESTIN HARE（ケスティン・エア）の
WORTHING SHIRTのご紹介です。
ケスティン・エア氏は元々ナイジェル・ケイボーンのヘッドデザイナーを
務めていた人物で、2011年に”COMMON PEOPLE”というブランドをスタートさせ、
昨年ブランド名を自身の名義に変えて再スタートを切りました。
エディンバラに工房を構え、小規模体制で丁寧にデザインを行っています。
今季は英国のスウィミングカルチャーおよび
同国出身（活動拠点はLAですが）の現代美術家デイヴィッド・ホックニーの代表作である
“A Bigger Splash”をはじめとしたプールにまつわる連作にインスパイアされた
ポップで爽やかなコレクション展開です。
このイングランド南部の海沿いの街Worthingの名をとったシャツは、
涼感溢れるアイスキャンディー柄が理屈抜きに夏の快晴を想起させて止みません。
5種類のアイスキャンディーは色ごとに齧られ具合が異なり、
カラフルさだけでなくそのモチーフの形状のばらつきによって
弾むような軽快さが生まれました。
クリアな色彩の柄はプリントのように見えて、
おそらくはニードルパンチのような手法で裏から打ち込まれています
（ブランドの公式情報では”repeat woven jacquards”という表現でした）。
シャツ自体は前立ての幅の狭さや小ぶりな襟などモダンな印象ではありますが
それほど癖の強い形ではなく、ごく中庸なデザインです。
結果華やかな印象でありつつもそれほど着る人を選ばない、
そんな間口の広い服に仕上がりました。
一枚きりの入荷です。
Sサイズ表示ですが、EELのMとほぼ同等の大きさとなっています。
この夏を思い切り満喫したい方は、是非お試しを。
オンラインストアはこちらです→ WORTHING SHIRT
4月に「なぜこのブランドを取り扱っているのか」という趣旨で
EELを選んだ理由についてSTYLR MAGにて語らせていただきましたが、
本日その第二弾が掲載されました。
STYLER MAG
“「都会的だけどクールではない」梅雨に便利だけど、街着としても気楽に着られるアウトドアブランドとは？”
梅雨時期ということで、お題はalk phenixです。
今回もブランド側への忖度も斟酌も抜きに、
店主個人の愛に基づいた勝手な見解を連発させていただきました。
どうぞご覧ください。
先日のブログで今年は空梅雨だのしばらく晴れるだの書いてしまいましたが、
その翌日からにわかに梅雨前線が迫り天気予報は書き換えられていました。
これから一ヶ月少々続く灰色の季節の始まりです。
どんよりとした日が続くと次第に気も滅入りますが、
感動には飢えが欠かせないもの、
その分時折訪れるさつき晴れにはお天道様の有難さが染み入ります。
こんな装いでつかの間の雲の切れ間を楽しみたいものですね。
EELのチロリシャツ、キーネックが優しい表情のプルオーバーシャツです。
いわゆるTシャツと異なりシャツ生地を使用しているため、
比較的ぱりっとした瑞々しさが生まれました。
胸元は切り返され、左胸にはひっそりとポケットが設けられています。
七分丈の袖の袖口もキーネックのような仕様となり、
より柔和な印象を引き出します。
Tシャツ一枚ではちょっとくだけすぎてしまう、
半袖を着るにはすこし肌寒い、
逆に蒸し暑いけれどあまり肌蹴すぎたくない、
などのシチュエーションに対応できる一枚です。
女性や小柄な男性向けのXSサイズを中心に取り揃えています。
是非この時期から真夏に向けてお召しください。
オンラインストアはこちらです→ イエローマドラス/ ブルーマドラス/ サックスストライプ
少し前に、本日東日本から北日本にかけて
21世紀最大の寒波に襲われるというおそろしい予報が出ていました。
戦々恐々としていましたが、杞憂に過ぎたらしく
涼しいながらもからっとした気持ちの好い陽気です。
6月に入ってから、またこの先もしばらく晴天続きということで
今年は空梅雨かも知れません。
水不足は困れども、その日その日を考えてみれば
晴れるのはやっぱり嬉しいものですよね。
さて、今季はショートパンツが豊作で、
RICEMANからも爽快な逸品が届きました。
シャリッとしたコットン素材でシンプルに仕立てられた
このショートパンツは、ウェストがゴム仕様でイージーな穿き心地が特長です。
けれどもいわゆる休日お父さんカジュアルにまで陥らないのは
上品な素材感だけでなく、こっそり入れられたフロントプリーツ（タック）が
効いているからでしょう。
このため程よい塩梅のくだけ具合に留まって
結果高い汎用性が実現しました。
足元はサンダルやスニーカーは勿論、
ローファーなどの革靴も抜群の相性です。
上はリネンシャツなど、
そこに一枚仕立ての薄いジャケットなんかを羽織っても
素敵ではないでしょうか。
もちろん先述の通りウェストゴムの快適な仕様ですので
『サマージャム’95』よろしく
部屋で冷ややっこでも食べたり再放送のドラマを観たりしてから
昼寝に落ちるのも悪くないものです。
今年も一歩ずつ、夏が近づいてきていますね。
オンラインストアはこちらです→ グレー/ ネイビー
個人的な好き嫌いやその良し悪しはさて置き、’90年代の裏原宿ブームは昭和～バブル期まで日本の若者文化の礎となっていたファッションや文化に於ける欧米至上主義との決別の現れだったと思います。
もちろん洋服文化やポップカルチャーが元来欧米主導のものである以上、それらを完全にないがしろにするのもおかしな話ですし、実際今も昔も新しい価値、素晴らしいものが生まれる場所であるのは確かです。
が、裏原宿カルチャーはその文脈（パリが、NYが、など）から気負わずに外れて東京の若者によって発信された日本のオリジナルで、しかもそれは今のクールジャパンのような”Nippon”のデフォルメでなく、物心ついた時から日本も海外もごたまぜの文化圏で育った世代からこそ生まれたトランスボーダーなものでした。
むしろそのリミックス感こそが当時の東京のリアルを映した表現であったため、その新しい価値観を自分たちのものとして若者は熱狂したのでしょう。
そんな東京ユースカルチャーが輝いていた時代から早20年を経た現在。
我が国が今進んでいる道が衰退なのか成熟なのかは後年の歴史の判断に委ねるとして、中国の経済的発展を例に挙げるまでもなく、様々な意味で日本以外のアジア各国の勢いが高まっています。
少なくとも東アジアに於いては、次にどこから新しいものが生まれてくるのかもう誰にも予測がつかない、そんな面白い状況です。
その中で少し前にPen誌でもカルチャー特集が組まれるほどとりわけ各界から熱い注目を集めているのが台湾。
すでに定評ある食文化、PC産業、自転車産業のみならず、たとえば日本統治時代の旧い酒造工場跡地をリノベーションした台北のアートスポット華山1914文化創意產業園區の観光地らしからぬ品の佳さ（赤レンガ倉庫はここを見習うべきです…）に表れるように、彼の地の文化は知的に洗練されながらも無機質一辺倒に陥ることなく、仄かに亜熱帯の風漂う自然で穏やかなスタイルが実に魅力的です。
そしてそういった大きな話でなくとも、インディペンデントな活動を行う高感度な人たちが続々と現れ、ますます目が離せません。
さて例によって冗長な前振りでしたが、ひどく暑くなると予報が出ているこの夏に向けてきっと露出するであろう手首回りを彩るべく、ブレスレットををご紹介します。
台湾の若きクリエイターの一人であるフィービー・リン女史が恋人と手掛ける2013年創業の新進気鋭ブランド、STORY CRAFTS CO.です。
敢えて均一でない天然石や世界各国から取り寄せたアンティークの部材等を用いて、時と共に味わいを増していく装身具をひとつひとつハンドメイドで製作しており、それらはインディアンジュエリーや欧州の骨董を礎にしていながら、どこか東洋ならではの湿潤な静寂、谷崎潤一郎が『陰翳礼讃』で述べた”時代のつやを連想させるような、濁りを帯びた光り”を湛えています。
また、こうした趣向のアクセサリーはともすれば過剰に男性的に偏ったりデコラティブに偏ったりしがちなところ、彼女の繊細な感性によって生み出される作品は中性的で抑制された甘さを包含しつつも華奢にはならず、力強く凛と佇みます。
訊けば当店が現状では日本国内唯一の取扱店であるとか。
まずはお客様方に直接ご紹介したく、今週末から店頭販売限定で展開致します。
在庫は各モデル一点ずつで一期一会のものばかり。
いずれも日本人の肌との親和性が高く、そして男女問わずお使いいただけます。
是非一度その実力の程をお確かめください。
あっという間に6月も目前に迫りました。
そんな6月ですが、展示会も前半入っておりませんので
下記の通り水曜日の営業を行います。
6/1 12:00～20:00
6/8 12:00～20:00
普段なかなかご来店できないという方も、
是非この機会にお越しください。
お待ちしております！
横浜は例年ですと来週か再来週くらいから梅雨入りします。
そしてひと月程度の陰鬱を経ていよいよ向日葵の季節が到来ですね。
EELのヒマワリシャツ、まさに夏の日の思い出を刻むための朗らかなシャツです。
しっかりしたマドラスチェックの生地を使用した
半袖のプルオーバー型ボタンダウンシャツとなります。
背中のプリーツやハンガーループに見られる
オーソドックスな仕様を備え、
形も細すぎず太過ぎずの中庸なサイズ感です。
そこにしっかりとした襟やダブルの袖口など
クラシックなアイビースタイルとは一線を画す
細かいデザインが施されているだけでなく、
さらにひとつ一般的なプルオーバーシャツと大きく異なる
ディテールがひっそりと隠されているのにお気づきでしょうか。
裏返すと判るのですが、前身頃の生地が左右で分かれており
それを中央で接ぎ合わせて一枚のように見せています。
EELらしい遊び心が感じられますね。
そんなほんのちょっとした匙加減のユーモアが加えられてはいるものの、
基本的には年齢や時代を問うようなものではありません。
様々なスタイルの方に、夏の定番になり得るべき一枚として
お勧めできるシャツです。
オンラインストアはこちらです→
レッドマドラス/ブルーマドラス /グリーンマドラス