10月開催の<靴とYシャツと私 Pt.2>でご注文いただいた皆様へ

大変お待たせ致しました、昨年10月開催のdelightful tool & holo shirts.合同受注イベント<靴とYシャツと私Pt.2>でオーダーいただきました靴とシャツが、ともに届きました。

どれもとても素敵な仕上がりです。

もういつでもお渡しできますので、どうぞご都合の良いときにお越しください。

お待ちしております!


キャンディ・キャンディ

すでにお伝えしているように、当店は1/25をもって開店5周年を迎えます。

ということで、日ごろのご愛顧に感謝し、ノベルティをご用意しました。

表参道本店をはじめ4県に展開する人気キャンディショップCANDY SHOW TIMEさんによる、当店オリジナルの金太郎飴パックです。

5年前のオープンの際にも作り、ご好評いただいたものを復刻致しました。

店頭にてお買い上げのお客様に一袋ずつ差し上げます。

まだ1/25には若干ありますが、まあそれはそれとして、引き続きどうぞ宜しくお願い致します!


春待つ僕ら ~ CURLY/ ARDWICK COAT

寒さがいよいよ盛りを迎えつつある一方で陽は漸う伸び、かすかに春の兆しが感じられてきました。

まだ多くのお客様が今の時期に着られる暖かい外套やニットなどをお求めではありますが、同時にひと足早く春物をお探しの方もちらほらと。

当店の店頭も、冬物メインの陳列に、ぽつぽつと春物を挟み込んでおります。

そのなかで、控えめながら確かな存在感を放つのがこちら。

CURLYの新作スプリングコート、ARDWICK COATです。

例に漏れず、このコートもカットソー。

度を詰めて編み立てたのち、高温処理によって収縮させ、適度な伸縮性を残したまま凛とした剛性を引き出した、エクストラヘヴィーギャバジャージーにて仕立てられています。

こうした素材の特性が、オーソドックスなバルマカーンコートのデザインと絡み合い、とてもバランスの良い一着に仕上がりました。

ほどよい通気性を備えているのもこの生地の特徴で、気温の高まる春でも快適。
くわえて裏地を重ねることで過剰なスースー感を排除し、早春や晩秋などでも中に着るもの次第で対応可能です。

あまりに春めいてもやや時期尚早ですから、まずはこうした汎用性の高いものから新しい気分を楽しんでみては如何でしょうか。

オンラインストアはこちらです→ オリーブ/ ブラック


ロッカーズ ~ K.ITO/ ラスタボーダーカーディガン

その由来には諸説あるものの、スカは従来のジャマイカ音楽とR&B、ジャズが融合し、1950年代に生まれたと云われています。

1962年に果たした英国からの独立の機運に伴い、スカはジャマイカで大流行。

数年を経て、よりゆったりとしたビートのロックステディへと移り変わり、
https://www.youtube.com/watch?v=ovhc7dEAjEs

やがて技術の進化やさまざまな要素が重なり、レゲエへと進化しました。

レゲエは1970年代には世界を席巻、ジャマイカのみならずさまざまな国のアーティストがその新しいサウンドに挑戦し、それはたとえばフランスのセルジュ・ゲンズブールであったり

日本の泉谷しげるだったりと、実に多岐に亘ります。

K.ITOデザイナーの井藤さんが大学に入学し、ディスコで夜な夜な新しい音楽に耽った1978年前後というのは、まさにそういう時代でもあったわけです。

前シーズン1978年の音楽をキーワードに服を発信していた同ブランドが今季テーマとしたのは何か、このコットンカーディガンをご覧いただければ、くどくどした説明は不要でしょう。

レゲエ(というよりもラスタファリアニズム)の象徴である赤、黄、緑を全面にあしらいながらも随所の黒で引き締めた配色は、ただレゲエを表現しましたと安易に済ますのではなく、服として純度の高い美しさを追求するベテランデザイナーとしての矜持が迸ります。

もちろん、配色に終わらないのがニットの達人K.ITO。

リブの端をフリンジのようにほぐした意匠、


前立てや黒のラインをジャカード(…だと思います)で隆起させた編立てと、

これでもかと言わんばかりにデザイナーの熟練の技巧と古びない感覚が冴えわたり、われわれをたっぷりと楽しませてくれます。

着心地も当然のようにしなやかで優しく、しっかりとしたニットならではの重さを伴いながらも、不思議と疲れを感じさせません。

実に面妖なことに、このカーディガン、全取引先のなかでも当店しかオーダーしなかったようで、世界に存在するのはこの一着のみとなります。

酔狂かつ目の肥えた当店のお客様方ですから、これは争奪戦必至、気になる方は是非ともお早めにどうぞ。

オンラインストアはこちらです


5周年記念ストックセールを実施します

皆様のお陰で、ユーフォニカは今月25日に5周年を迎えます。
ほんとうに、ほんとうに有難いことです。

そこで、2018AW以前に当店を彩っていた過去商品を選別し、本日より今月いっぱい店頭限定でお値打ち価格にて販売することに致しました(2019年度の商品は対象外となります)。

秋冬物中心ではありますが、来たる春にすぐ使えそうなものも混ぜ込んであります。

内訳の詳細は、ヒミツです。
是非一度店頭にてご覧ください。


いよいよ年内最終営業日となりました

早いもので、本日12/29をもって2019年内の営業を終了致します。

新年は1/6からスタートとなります。
どうぞ宜しくお願い致します。

連休中も通信販売でのご注文は承りますが、出荷業務は1/6以降となりますので、ご了承ください。

なお、本日は19時までの営業です。ご注意を!


新サクラ大戦 ~ EEL Products/ サクラコート

皆様のあたたかいご支援のお陰で来月5周年を迎える当店、振り返ってみれば開店し最初にご紹介したのがEEL Productsのサクラコートでした。

以来、少し気の早い春の第一報として毎年展開を続けているわけですが、このサクラコートも2020SSをもって10周年となります。
これを機に全体のサイズが見直され、次の10年を迎えるべくリニューアル致しました。

風の強い日など襟を立ててチンストラップで固定できる首回り、

洗濯が可能なためいつまでも白さを維持できる裏地

表地(馬布)と裏地(綾織布帛)の縮率の違いと洗いによるふわりとした立体感、

そうした10年間愛されていた諸々の仕様には一切手を付けていません。

ただ、もともと肩をはじめコンパクトなフィッティングだったところ、肩幅、身幅、袖口まわりのフィッティングには変更が加えられ、ややゆったり(オーバーサイズ、というほどでないにしても)したサイズ感となり、より幅広い体型の方にお楽しみいただけるようになりました。

冬至を過ぎたばかりでこれからが冬本番ではありますが、本格的な冬物とあわせて是非一度ご覧ください。

オンラインストアはこちらです→ オフホワイト/ チャコール/ ウォルナット/ ブルー


年末年始の営業について

気がつけばもう年の瀬。

ということで年末年始の営業日についてのお知らせです。
予定は下記の通りとなります。

~12/28 平常営業(12:00-20:00)
12/29 12:00-19:00
12/30~1/5 店休日
1/6~ 平常営業(12:00-20:00)

今年の営業日は残り一週間、あわただしい時期かとは思いますが、新年に臨み新しい服をお探しの皆様のお越し、心よりお待ち申し上げます。


どっちを向いても宇宙 ~ Olde Homesteader/ HEAVY WEIGHT SOCKS & OLDE THINGS/ No.2 SOCKS

週末の<男には自分の世界がある Pt.4>、今回も多くのお客様にお越しいただけました。
有難うございました!

さて、当日も軽く触れましたが、そこで初のお披露目となったのがこの靴下。

タイミングを逃しブログやオンラインストアではまだ紹介していなかったものの、昨年からイベントに限らず店頭では常に人気を博しているOlde Homesteaderの定番ヘビーウェイトソックスの新色となります。

せっかくですから、改めましてながらこの機会にまずはそちら、Olde Homesteaderの靴下から見ていきましょう。

「ぼく、靴下を作ろうと思ってるんですよ」

Olde Homesteaderの福原さんがそう教えてくれたのは、もう2年ほど前の話になるでしょうか。

トランクスから始まってアンダーシャツと続き、究極の肌着を偏執的なまでに追求する彼は、同じく肌に直接触れるものとして靴下にフォーカスしていました。

品質はもちろん、着用感、そして足に通して使っていくさまがどう見えるのか。

市場に出回るさまざまな靴下を研究するのみならず、とある用事があって一緒にそこへ向かう道すがら、あの優しくも圧の強いまなざしで通り過ぎゆく人々のくるぶしあたりをぎょろぎょろと凝視しながら歩いていた様子は、忘れようにも忘れられません。

そして生まれた狂気の靴下は、拍子抜けするほどプレーンな見た目をしていました。

が、やはり見れば見るほど作り手の異常な熱量が伝わってくるようです。

まず素材、伸縮性を求められるリブの部分にすらエラスティック糸を用いず、全パーツに於いて肌着と同じく高品質な綿糸を用いて編み立てられています。

ゆえにフィットしながらも締めつけすぎず、また経年劣化によって中の糸がブチブチと切れることがありません。

ナイロンなどで補強していないにもかかわらず全体的に耐久性が高いのもこの靴下の特徴で、着用、洗濯を繰り返してもさらりとした肌触りはそのまま維持されます。
以前当店で受注会を行ったときは、福原さんご自身が念入りに穿きこんだサンプルを持参、「ぼくが100回穿いた靴下です…触ってみてください…」と、それでも新品かと見紛うような状態を見せてくれました。

爪先のリンキングはごく平坦に仕上げられています。

親指の爪の付け根あたりに縫い目が当たるのは不快なものですが、この靴下に関してはそんなことは一切なく、ただ優しく撫でられるような感覚を受けるだけです。

踵はコンパクトながら足をぴったり包み込む構造。
ここもまた伸縮素材を用いることなく、ずれにくさを実現しています。

フィット感への執着はサイズ展開にも反映されています。
9 1/2(23.5-25.5cm相当)、11(26-27.5cm相当)、12(28-29.5cm相当)、一般的なサイズ感の女性からかなり足の大きな男性まで対応可能です(当初は驚異の5サイズ展開予定でしたが、あまりに細かすぎて生産が実現できませんでした)。

パッケージに関しても加減を知らぬ福原さん、この靴下もそれぞれ専用の紙袋に収められています。

と、朴訥な外見に想像を超える執念が盛り込まれたこの靴下、驚くべきことに一般的な色の用意がありませんでした。
糸の色をそのまま残し素材本来の風合いを活かしたエクリュを基本に、本人はネイビーと名付けたものの店頭ではほとんどの方が紫と呼ぶ茄子紺、そして当店では今のところイベント限定展開のブラウン…
たしかにどれも素敵な色ではありますが、作り手本人の人間性がそのまま投影されてしまったのか、ぬくもりある印象のものばかりで、装いの好みによっては合わせづらいという声も。

そんな意見に応えるべく、ついに生まれたのがホワイトと

(誰にでもご納得いただける)ネイビーです。

サイズがS(9 1/2相当)とM(11相当)になった以外基本構造はそのままですが、色の温度感を抑えただけでだいぶ印象が変わりますね。


Olde Homesteaderのネイビーとの違いはご覧の通り。

あくまで基本はOlde Homesteaderの従来色で、これらは特別版という位置づけゆえ、ブランドもアトリエ兼ショールーム”OLDE THINGS”の名を冠しています。
6月にItheとEuphonic LOVEを開催した会場でしたから、その響きを馴染み深く感じられるお客様もいらっしゃることでしょう。

パッケージも特別仕様で、紙袋に代わってしっとりとした手触りの布製巾着袋が採用されました。

なお、このOLDE THINGS名義の靴下は、世界でもごく一部の限られた店舗限定の展開となっております。

OLDE THINGSシリーズは今後もより拡がりを見せる予定で、靴下同様クリーンでニュートラルな品揃えとなるようです。

ひとまずはOlde Homesteaderのあたたかなヴィンテージ感、OLDE THINGSの透徹な洗練、どちらをとってもこの尋常ならざる快さを楽しめるようになりました。
是非店頭にてそれぞれの魅力をお較べください。

オンラインストアはこちら→
Olde Homesteader HEAVY WEIGHT SOCKS エクリュ/ ネイビー(パープルブルー)
OLDE THINGS No.2 SOCKS ホワイト/ ネイビー