大地の子 ~ KESTIN HARE/ STAC BLAZER

昨日を以て、delightful toolとholo shirts.合同受注会”靴とYシャツと私“が無事終了致しました。
両ブランドのお二方、ご来店いただきましたお客様、有難うございました。

ところで、イベントも後半にさしかかるころから、連日の快晴もあってかスプリングコートや春物のジャケットも気にされるお客様がちらほらと。

先日ご紹介したCURLYのTRACK JACKETは早くも完売、昨年冬に掲載されたNIKKEI STYLEの記事で一躍注目されることになったSTAC BLAZERの春モデルも巣立ち始めています。

今回はネイビーのようないわゆる一般的な定番色はラインナップ上に存在せず、よりその軽快さが引き立つ色展開となりました。

いわゆる黄土の色”オーカー”、

スコットランドの寂寥とした粘土質の荒野を彷彿させる”クレイ”、

ともに土由来の色でありながら野暮ったさはなく、寧ろ都会的と言えるまでの印象すら漂わせるのは、ケスティンの研ぎ澄まされた色彩感覚、高い技量の為せる業でしょう。

形状は前回と同じく一枚仕立てですが、

生地をしっとりとしたコットンモールスキンからハリの強いコットンナイロンに置き換えることで、ひときわ清涼な印象となりました。

ワークジャケットをベースとしているため使い勝手にも優れており、開口部を斜めに設けることで手を出し入れしやすくしたポケット、

そのままでも折っても楽しめる袖口など、

凝り過ぎず、しかし丁寧に設計されたことが随所から窺えます。

これから少しずつ陽の光も強まり、こうした彩り豊かな服が一層美しく見えるようになってきます。
目に嬉しく着て嬉しく、そんな悦びに溢れたジャケットです。

オンラインストアはこちら→ オーカー/ クレイ


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