来年春からお取扱い開始するコペンハーゲンのブランドHANSEN。
そのデザイナーさんと生産管理等を担当する旦那さんが来日したということで、
青山にある代理店ショールームまで会いに行ってきました。
海外のブランドだと、作り手さんに直接話を聞けることなんてそうそうありません。
いい機会なので商品の説明だけでなく雑談も含め色々と話をさせていただきました。
ご覧の通り自分たちのブランドを着こなしたお二人、
ひじょうに格好いいんですが、同時に驚くほどフランクな方たちです。
特にご主人。実に陽気なおじさんで、ノンストップで喋り続けます。
肝心の服は20世紀初期のワークウェアを再解釈したもの。
さらに100年経っても古びないであろう永続性の高いデザイン、
副資材に至るまで品質を追求したものづくりに唸らされます。
なかなか高価格なブランドのため
(実際、平均所得の低いデンマーク本国では数店舗しか取扱いがないそうです)
正直当店では体力的に数を積めません。
ただ彼ら自身も、全身まとめ買いしてフルコーディネートしてくれなんて言わない、
一着ずつ買ってもらって手持ちの服と組み合わせながらゆっくり少しずつ増やしていけばいい、
今シーズンのものが数年前のシーズンのものと
組み合わせられないなんてことはしない、と語っていました。
ちなみに帰り際にデンマークのお菓子などをお土産にいただいたのですが、
わざわざ「お前にはこれだ」(どうも袋ごとに中身が違うようで)と
手渡されたこのサルミアッキという箱入りのグミキャンディ?、
口に入れた瞬間に未知の世界に連れて行かれます。
しょっぱくて甘くてアンモニアの味のする漢方薬、といった形容くらいしかできないのが
自分の表現力の至らぬところです。
パイプ状のものは塩気はなく甘いだけらしいのですが、まだ試せていません…
このサルミアッキにご興味のある方には店頭にて一粒差し上げますので、
是非お声がけください。
そんな彼らの人柄も偲ばれるHANSEN、また商品入荷次第
じっくりとその魅力をお伝えしますのでお楽しみに!